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未だ収束の兆しが見えない新型コロナウイルスですが、大学では徐々に対面授業に戻りつつあります。
全面的に対面授業を再開する大学やほとんど対面、一部対面などそのやり方は様々ですが、2020年よりも多くの大学で対面授業が行われるようになりました。
ただ良い知らせではあるもののその変化に対応しきれず大学の単位を落としてしまう学生もいます。
今日は、保護者の方向けに大学生の子供が単位を落としてしまった際の親の振る舞い方について解説します。
大学生になると単位を取得して進級・卒業をします。進級には〇〇単位、卒業には△△単位など決められた単位数を取らないとその先には進めず、大学生の間でも毎日のように話題に上がるのがこの「単位」です。
実際、大学の単位を落とす学生の割合は全体の3割ともいわれており、決して人ごとではないことがわかります。これは全体の平均なので文系理系によって異なりますし、その中でも学科や科目、教授によっても単位の取得の難易度というのは変わってくるでしょう。
授業の厳しい大学や学科では約半分が単位を落とすということもあり、自分は大丈夫だろうと思っていると後悔することになります。
大学生というほぼ大人でもまだ子供という時期の子供の管理をどこまで行うかというのは難しいことかもしれません。
実家通いならまだしも、一人暮らしをして大学に通っているような場合だと学校のことや勉強のことなどは毎日は聞けません。
でも保護者として気になるのが本心でしょう。
大学生の子供が単位を落とした際はどう対応すればいいのでしょうか。
子供が大学生にもなると、おそらく単位管理など大学のことは子供に全て任せている保護者が多いと思います。
そのため子供が大学の勉強を頑張っているかなどをそもそも知らない保護者もいるので、成績の詳細を把握することから始めます。
子供に聞いて素直に教えてくれるならいいですが、そうでない場合は多くの大学で成績評価通知が送られてくると思うのでしっかり目を通しましょう。
無事に単位を取られても成績が悪い場合はしっかり勉強するよう伝えたいです。
大学生によっては少しくらい単位を落としても問題ないと思っている人もいます。
確かに1つや2つであれば進級や卒業に直接的に関わることは少ないかもしれませんが、単位を落とすということは勉強習慣や生活習慣などが乱れている可能性があります。
1つ落とすと他の科目の単位を落とすことにもつながるので、単位を落とし進級や卒業できないと社会に出るのが遅れたり、自己管理が足りないと今後社会人になってから苦労するなど人生経験を元にその重大さを説明してあげたいものです。
学生であるうちはそのことの重さというのはなかなか実感できないものなので、ただ単に「勉強しなさい」といっても聞かないのが人間です。それをしないことによる弊害や問題を具体的に話してあげると理解しやすくなるでしょう。
もし保護者本人の過去の失敗談などがあればそれを伝えのもいいでしょう。
今日は、大学生の子供が単位を落とした際の親の振る舞い方についてでした。
コロナ禍ということもあり通常よりも勉強しにくい、やる気が出ないなどの難しい面はあるものの、学生はやはり勉強が本業なのでしっかり勉強する必要があります。
そのサポートをするのは親の役目でもあるので、特にコロナ禍での子供の立場や心境を理解しながら的確な対応を行なっていきたいものです。
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