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手書き?PC?大学の講義ノートの取り方

 

大学の単位をきちんと取るためには、やはり、講義ノートをどう取るか、が重要です。

 

最近では、ノートパソコンを授業に持ち込んでノートを取っている風景もよく見かけます。

 

一方で、やはりノートは紙に限る、という人もまだまだ多いのではないでしょうか。

 

今回は、大学の講義ノートを紙で取るのか、それともパソコンがいいのか、について考えてみたいと思います。

 

目次

大学の講義の特徴

 

高校の授業と比べると、大学の講義には次のような特徴があります。

 

1)科目によっては100人以上が出席する

 

2)スライド中心の授業

 

3)板書のスピードが速い

 

4)生徒に答えさせるような機会は少ない

 

特に、2)と3)が、「ノートの取り方」においては重要なポイントとなってきます。

 

パワーポイントで作成されたスライドを使って説明していく授業では、スライドが切り替わるタイミングが早過ぎてメモ書き程度しかノートが取れない、などということが起こり得ます。

 

また、先生による板書も、専門的な内容になればなるほど理解してノートに書く、というのが難しくなっていきますし、先生が話す・書くスピードについていけない、ということは往往にして起こりがちです。

 

もちろん、担当の先生にスピードを遅めてもらうように頼むこともできますが、しかし、大人数が出席しているような授業だと、生徒個々人のノートを取るスピードに合わせて授業を進めてもらうのは、なかなか現実的ではありません。

 

パソコンを活用しよう

 

そこで大きな武器になるのがパソコンです。

 

文字入力に慣れ、ブラインドタッチができるようになれば、パソコンは手書きよりも断然早くノートを取ることが可能になります。

 

パワーポイントで作ったスライドがどんどん進んでいくような授業でも、パソコンならそのスピードについていくことができます。

 

ですので、自分用のノート・パソコンがあるのなら、それを授業に持ち込んでノートを取ることをオススメします。

 

※ただし、パソコンを持ち込んでいいかどうかは、あらかじめ先生にたずねておきましょう。

 

ネットとの連携

 

近年、多くの大学では、ネットの学生支援システムが採用されています。

 

授業のレジュメが学生支援システム上で配布されたり、その日の授業で使われたスライドがアップされたりすることがあります。

 

PDFファイルで作成されているレジュメをダウンロードしてきて、自分のパソコン上でWordファイルに変換、自分が授業で取ったノートと一体化させることで完成度の高いノートを作ることができます。

 

また、パソコン上で授業別にフォルダを作っておき、こうして作ったノートと、ダウンロードしたスライドをまとめて入れておけば、試験勉強の時に役立ちます。

 

このように、パソコンを上手に使って、より効率的に講義ノートを作成することが可能になります。

 

 

手書きの利点

 

一方で、紙に手書きのノートが力を発揮するのが理数系の授業です。

 

理数系の授業では、特殊な記号や複雑な数式が出てくるものが多く、それをパソコン上で打ち込もうとするとどうやって文字を出したらいいかわからない、ということも。

 

探しているうちにどんどん時間がたってしまい、結局肝心なところを聞き逃してしまった、などということにならないように、手書きで紙にさらさらっと書いてしまいましょう。

 

やはり手書きの方がスピードも速いですし、正確にノートを取ることができます。

 

まとめノートの重要性

 

手書きにせよ、パソコンで作るにせよ、試験前に重要になってくるのがまとめノートです。

 

もし、授業ではメモ書き程度のノートしか取れなかったとしても、試験前にはそれを元に編集して、まとめノートを作るようにしましょう。

 

授業で取ったノートを元に、重要な箇所に色付けしたり、覚えるべき言葉を太字で強調したり、といった作業はパソコンを使うのが便利です。

 

しかし、実際の試験勉強の時には、内容を手で書いて覚えらる、という人もいるかもしれません。

 

また、授業によってはテストに「手書きのノートのみ持ち込み可」というものもあります。

 

その場合には、手書きのまとめノートを作っておくことが必須になります。

 

いずれにせよ、パソコンと手書き、自分にとってはどちらが向いているのか、あるいは授業によってはどちらが役に立つのか、よく考えて本当に役に立つノートを作るように努力してみてください。

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