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理系学生のための物理学勉強のヒント

 

理系学生の人の中にも、「物理学」に苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか。

 

中には、「物理は難しくてとてもついていけない」というイメージを持っている方もいるかもしれません。

 

特に、物理は最初に躓いてしまうとなかなかもう一度その世界に足を踏み入れることができないため、厄介な存在です。

 

しかし難しいと思われがちな物理学ではありますが、コツをつかんでしまえばそれほど難しいものでは決してありません。

 

むしろ世の中の身近なことを論理的にとらえることができるようになり、非常に面白く魅力的なものであることに気づくでしょう。

 

理系学生の人の多くはその魅力に気付けば惹きつけられること間違いありません。

 

そのためにも、初見の難しいという印象だけで投げ出してしまうことなく、好きになる努力をしてみることをおすすめします。

 

目次

暗記ではなく論理

 

そんな魅力的な物理学を勉強する際の一番のポイントは、暗記ではなく論理を理解した上で取り組む、というものです。

 

つい目先の試験などを目的とした勉強を行う場合、最も効率的な「暗記」という手段でその対策をするという人が多いことでしょう。

 

しかし、そのような手段で取り組んでいる限り、物理学の本当の魅力に気付くことはできません。

 

そのため、暗記ではなくきちんとなぜそうなるのか、式1つ1つの意味を理解した上で問題を解くようにすることが物理学攻略の最大のポイントです。

 

なお、そのような取り組み方をすると、いかに覚えなければならない定義が少ないか驚く方が多いことでしょう。

 

それこそが物理学が「美しい」と言われる所以です。

 

ぜひその醍醐味を体感するためにも、暗記に頼らず理屈を理解することを目標に日々の勉強に取り組んでください。

 

本は考えながら読む

 

一方で、暗記ではなく論理を理解すると言われてもどうしたら良いかわからない、という方も多いことでしょう。

 

それが理想と頭ではわかっていても、それを実現できないから、試験をクリアする手段として暗記を駆使しているという学生さんもいるかもしれません。

 

そのような方におすすめしたいのが、「考えながら本を読む」ことです。

 

常に、「なぜ」「どうして」と頭の中で考えながら教科書や参考書を読むようにしてみてください。

 

こうすることで、自然と論理的に考える習慣が身につくのです。

 

また、考えながら読む中でどうしても気になる点があれば、そこから更に発展的な学習につながっていきます。

 

ぜひ、まずは「なぜ」「どうして」と考えることから取り組んでみてください。

 

講義は受け身にならない

 

更にもう一つおすすめしたいのが、「講義は受け身にならない」というものです。

 

ただ先生が教えている内容を受け身で聞いているだけでは、論理的に理解することは難しいでしょう。

 

その一つ一つの意味を考えながらしっかりと耳を傾けてみてください。

 

わからなかったり気になる点があるときは、その場で、あるいはみんなの前では気が引けるという人は後からでも良いので、その講義を通して感じた疑問点を先生に質問してすっきり解決していくのが良いでしょう。

 

最初の一歩が踏み出せない時は自分で調べるでも構いませんが、やはり人と話すことで得られる知識に勝るものはありません。

 

自分の理解の程度や新しい発見に出会える良い機会です。

 

できるだけ講義を上手に活用することで、効率的に物理学の勉強を身につけてみてください。

 

まとめ

 

このように、難しいと敬遠されがちな物理学ですが、その勉強方法をまとめると非常にシンプルです。

 

受け身になってただ暗記する教科として取り組むのではなく、その論理をしっかり理解した上で取り組めば良いのです。

 

そして、そのような取り組み方ができれば自然と物理学が面白くなり、どんどんその世界の魅力にはまれることでしょう。

 

これを参考に、ぜひ物理学を好きになってください。

 

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