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大学生のためのロジカルライティング入門

 

目次

ロジカルライティングとは

 

ロジカルライティングとは最近注目されている文章を書くための方法で、論理的に文章を書くスキルのことです。

 

ロジカルライテイングを使うと、わかりやすく説得力のある文章を書くことができます。

 

アメリカなどでは昔から、ロジカルライティングの手法を使って文章を書くことが推奨されています。

 

論理的な文章が書ける能力は「ロジカルライティング能力」とよばれ、ビジネスシーンなどで用いられる報告書や学術研究の論文などにはこの能力が必須といえます。

 

ロジカルライティングのメリット

 

ロジカルライティング能力があれば、文章を読んだだけで相手に自分の主張を理解してもらうことができるようになります。

 

さらに、実際に相手に行動してほしいことを伝えてその行動を促すといったことも可能になるのです。

 

他にも、ロジカルライティングのメリットとしては、相手にできるだけわかりやすく物事を伝えなければならない場合、それが可能が文章を書くことで他の人との差別化を図ることができるということも挙げられます。

 

書かれた文章がわかりやすければ、仕事を進める際にスピードアップが可能になりますし、そうした文章を書けるスキルがあるということが高い評価に繋がってくることが予想されるからです。

 

反対側から考えてみましょう。

 

何が言いたいのかよくわからない文章ほど、読む人が苦痛に感じるものはありません。

 

ロジカルライティングを使えば、そうした文章になることはまずありません。

 

他の人が書いた文章が要を得ないものばかりだった場合には、ロジカルライティングで書かれた文章は特に素晴らしいものだと読み手が感じることでしょう。

 

また、ロジカルライティングが可能になると、情報の整理が上手になるというメリットもあります。

 

だれに何をしてほしいのか、その目的は何かといった情報を整理することは、ロジカルライティングの基本だからです。

 

その結果、提案書を作成したりプレゼンテーションを行ったりするということにも役立つのです。

 

 

論理的に書くためのコツ

 

では、論理的に書くためのコツは何なのでしょうか。

 

まず、「総論各論まとめ」という流れを意識することです。

 

相手に分かりやすい文章を論理的な表現で書くためには、文章の全体の構成に注目する必要があります。

 

文章全体の構成としては、総論、各論、そしてまとめに分けて整理をしていくことがポイントです。

 

まず、総論では、伝えたいことや文章の目的を書きます。

 

次に各論では、詳細な部分を補足的に説明します。

 

この部分は、総論の裏付けとなる内容が主になります。

 

そして、まとめで、この文章全体で伝えたいことをもう一度繰り返します。

 

まとめることで、何が言いたかったのかということが相手にわかりやすくなるというメリットがあります。

 

各部分では、パラグラフの意識も重要です。

 

パラグラフとは段落、つまり文章のひとまとまりのこと。

 

ですから、ひとつのパラグラフではひとつの主張を書くのです。

 

そして、初めのパラグラフでは説明したい一つの主張をシンプルに示し、全体の要約文を提示します。

 

その後でより具体的に詳しい説明をすると良いでしょう。

 

まとめ

 

分かりやすい文章を書くための手法を実践する時のポイントはシンプルで、こうした点を意識して書くということが大切です。

 

文章を書く時に、自分が読みやすいと思う文章の書き方を思い出し、意識しながら書くことで、こうしたスタイルの文章を書くことに慣れていきます。

 

このように、ロジカルライティング、すなわち論理的に文章を書くためのスキルを身につけていると、相手にわかりやすく、説得力のある文章を書くことができるようになります。

 

ぜひ、皆さんも意識してロジカルライティングを心がけるようにしてみてください。

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