リアクションペーパーの書き方

2019年04月23日

 

リアクションペーパーとは

 

大学では、しばしば講義の終わりに用紙が配られて「感想を書いて提出するように」と求められることがあります。

 

この紙のことを「リアクションペーパー」と呼びます。

 

リアクションペーパーは、先生にとっては主にふたつの用途で用いることが多いようです。

 

ひとつは、単に出席票がわりに配る場合。

 

そしてもう一つが、書かれた内容を点数化する一種の「小レポート」として平常点に加算される場合です。

 

シラバスを注意深く読み込んでおくと、試験の他に「授業の中で感想文を書かせることがある」とか「小レポートを課すことがある」といった記述をしている講義があるはずです。

 

そういう講義では、リアクションペーパーが平常点に加算されることになります。

 

単なる出席票がわりであれば、「◯◯の内容が面白かったです」「◯◯に興味を持ちました」といった簡単な感想でも大丈夫。

 

しかし、小レポートとしてリアクションペーパーが使われる場合は、「単なる感想」では、到底、高得点は望めません。

 

では、リアクションペーパーで高い評価を得るためには、どのように書けばいいのでしょうか。

 

講義の具体的な内容

 

まず書くべきは、その講義で先生が何を話したのか、という具体的な内容です。

 

ただし、リアクションペーパーを書くのに与えられる時間は、講義終わりに数分というケースがほとんど。

 

長々と講義の内容をまとめる時間はありませんし、また、その必要もありません。

 

授業の中で自分がいちばん興味を持った部分、面白いと思った部分、あるいは疑問に感じた部分を選び出し、その内容について簡潔にまとめればいいのです。

 

どう考えたか

 

次に、1でまとめた部分について、自分は具体的にどう考えたのか、つまりまさに「感想」を書きます。

 

「面白いと感じた」「興味を惹かれた」「疑問に思った」「おかしいと感じた」など、ここは自分自身の考えを述べましょう。

 

ただし、この「感想」は次の3の部分に関わってきます。

 

なぜそう考えたのか

 

2で述べた感想について、なぜそう考えたのか、そう思ったのかについての理由を少し詳しく書きます。

 

これがないと、小学校低学年の感想文と変わりないものになってしまい、とても高い評価を得ることはできません。

 

「興味深いと感じた」のであれば、なぜそう感じたのか。

 

その理由を、なるべく具体的に書きましょう。

 

その際、他人との違いが際立つような理由が書ければ、「独自性のあるリアクション」として評価される可能性が高まります。

 

感想というのは、誰かと同じである可能性が高いものです。

 

しかし例えば、自分自身の過去の経験に照らし合わせて興味を惹かれたとか、自分が普段から興味を持っているテーマだったからとか、自分自身の持論からこれは納得できないとか、何かしら「自分ならではの理由」が書かれていると、たとえ誰かと同じ感想だったとしても、文章全体にオリジナリティが生まれるのです。

 

文章、特に大学で先生に提出する文章というものは、いかに他の人との違いを際立たせることができるか、というのが評価の鍵になります。

 

その際、自分自身の体験や知識に基づいて書くことが、その「違い」を際立たせる重要なポイントになるのです。

 

これは、レポートや卒論などでも必要なテクニックですので、普段から心がけておくと良いでしょう。

 

まとめ

 

講義の終わりに配られる感想を書く紙がリアクションペーパーです。

 

リアクションペーパーは、小レポートとして平常点の評価の対象になるケースがあります(シラバスなどに記載されていることがあるので、履修の際にはよく注意しておきましょう)。

 

リアクションペーパーで高い評価を得るためには、

 

1)講義の内容の中から、自分がもっとも興味を惹かれた部分などを簡潔にまとめる

 

2)その部分についてどう考えたのか、感想を記す

 

3)なぜそう考えたのか、その理由を自分自身の経験や知識などを引き合いに出しつつ具体的に記す

 

という3つのポイントに注意しながら書くようにしましょう。