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試験1ヶ月前からの生活リズムの整え方

 

大学入学後も、人によっては資格試験・国家試験など、今後の人生を大きく左右する試験を受ける機会があります。

 

試験当日に向けて数ヶ月前、場合によっては数年前から勉強に取り組んでいる人もいるでしょう。

 

試験1ヶ月前にもなると、緊張も高まり、不安や焦りが出て来ることもあるかもしれません。

 

しかし、それまでの努力を無駄にしないためにも、試験1ヶ月前からの時期は非常に大事な時期になります。

 

そんな試験1ヶ月前からの過ごし方や注意点を紹介します。

 

目次

試験スケジュールに合わせて勉強する

 

試験当日に力を発揮するため

 

試験まであと1ヶ月という時期は、既にある程度試験に対して必要な知識や学力が備わっている状態になっています。

 

そのため、この時点で急激に学力がアップするということは少なく、後は本番までできるだけ今の状態を維持することが必要となって来るのです。

 

もちろん、学力をキープするだけでなく、試験当日に最高の状態にしておき、最大限に実力を発揮するためにも、1ヶ月の間は本番に向けて生活習慣等も変えておくことが必要です。

 

いつもと同じ状態で試験を受けることが、試験当日に最も大きな力を発揮しやすい状態になるからです。

 

したがって、試験まで残り1ヶ月になったら、まずは試験当日と同じ生活リズムにするように、当日の流れを把握しておく必要があります。

 

例えば、9時半から試験開始となるなら、その時間から勉強を始め、休憩も同じようにとります。

 

さらに1ヶ月の間になるべく問題に慣れておく必要もあるので、当日の試験の時間と同時刻に試験の過去問を解くようにするのです。

 

そうすることで、ただ単に勉強をするよりもより集中した状態で時間を過ごすことが出来ます。

 

試験に必要な集中力を養うため

 

また、試験当日と同じ生活リズムにするということは、試験当日に必要な集中力を養うという点でもメリットがあると言えます。

 

もちろん、それよりも前から試験当日と同じリズムで生活をしたとしても問題はありません。

 

ただ、授業やレポート・課題の作成、部活やサークル、アルバイトなど、なかなか当日と同じ時間の流れで生活することが難しい場合もあるでしょう。

 

しかし、試験にもよると思いますが、例えば学部生のほとんどが受けるような試験の場合は、1ヶ月前になれば大学の先生も試験に配慮してくれたり、周りが気を遣ってくれるようになり、それまでと比べると圧倒的に時間を自由に使うことが出来るようになるので、チャンスです。

 

 

起床・食事も試験当日の時間に合わせる

 

また、これは勉強の時間だけのことではありません。

 

試験当日に何時に起きる必要があるのか、さらに何時から昼食を食べることになるのかも調べておきます。

 

もちろん試験当日と同じ時間に起きるようにする必要がありますし、昼食も試験当日と同じ時間に食べるようにします。

 

つまり、1ヶ月かけて徐々に体を試験の時の生活に慣らしておくということです。

 

人間の体は確かにすぐに今の環境に順応することが出来ます。

 

いつもは遅くまで寝ている人でも、試験当日は早起きをすることも決して不可能ではありません。

 

ただ試験自体はやはり緊張してしまうことも多く、なかなか自分の実力を発揮できないという人も多くいます。

 

その原因の1つは、いつもと全く違う環境で試験を受けなければならないからです。

 

確かに試験当日のように会場で多くの人と一緒に試験を受けるということは出来ません。

 

そのため100%同じ環境にすることは難しいのですが、起きる時間、勉強する時間、さらに昼食の時間を当日の時間に合わせることで、体の中の時計が試験モードになっていくのです。

 

試験1ヶ月前になると、既に勉強することもないから後は体調管理に注意するだけという人もいれば、まだ学力が足りないからと猛勉強する人もいます。

 

その人のレベルによっても過ごし方は変わってくるのですが、どんな人も、いつもと違う環境になると多かれ少なかれ緊張してしまいます。

 

その緊張に足を引っ張られてしまわないようにするためにも、試験当日と同じ生活を毎日繰り返すようにするのです。

 

最初はなかなかうまくいかないこともありますが、慣れていけば徐々にその生活に違和感を感じなくて済むようになるでしょう。

 

睡眠時間にも注意

 

もちろん朝起きる時間だけでなく、寝る時間にもしっかりと目を向けます。

 

睡眠は脳を休めるために必要な時間なので、なるべく長い時間を確保した方が良いです。

 

6~8時間程度は確保した方が良いでしょう。

 

また休みの日は寝過ぎてしまうこともありますが、これも避けるべきです。

 

1ヶ月かけて試験当日に万全のコンディションになるようにした方が良いので、勉強だけでなく生活リズムにも留意した生活を送らなければなりません。

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