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「大学時代は人生の夏休み」という言葉をよく耳にしますが、これは全ての学部に当てはまるわけではありません。
特に、医学部、歯学部、看護学部など、医療系の学部は、講義・実習・レポート・卒論に加え、国家試験の勉強もしなくてはいけません。
文系は3・4年生になると履修する授業の数も減っていき、4年生はゼミしか履修していない、なんてことも珍しくありません。
その分、就職活動やバイトにも精を出すことができます。
しかし、医療系の学部は3年生になると本格的に実習が始まり、大学の勉強とは別に、国家試験に向けた勉強もしなくてはいけません。
とても「人生の夏休み」などと言える状況ではないのです。
病院実習は、朝早くから始まることが多いです。
実習を終えた後もそれで終わり、というわけではなく、レポートを書く必要があります。
日々のレポートに加え、分野ごとのまとめのレポートを提出することもあります。
実習を一通り終えても、卒論・就職活動・国家試験の勉強を並行して行わなければいけません。
また、多くの国家試験は2月に実施されます。
周りは就職先が決まり、卒業旅行の計画を立てている中、心が休まる暇はありません。
そして、忙しいために、なかなかアルバイトに時間を費やすこともできません。
旅行に行ったり、好きな洋服を買う時間もお金もない!なんて悩みを抱えている人は少なくないのではないでしょうか。
自由な時間が少ないため、部活やサークルに入りづらいというのも医療系学部生の悩みの1つ。
大学では、高校のようにクラスが決められていて、みんなが一斉に同じ授業を受けたり、文化祭や体育祭の練習をするようなことがないため、部活やサークルに入っていないと友達が作りにくいこともあります。
また、研究施設が他のキャンパスと離れた場所にあったり、付属の大学病院がある場合は病院があるキャンパス以外に行くことがなくなるため、限られた人としか交流できなくなってしまうのです。
一般教養の授業で仲良くなっても、実習が始まると会えなくなった・・・なんてこともあるでしょう。
実習が始まると、時間的にも体力的にも、なかなかバイトをするのが難しくなってきます。
1~2年生の時は講義中心の大学が多いため、1~2年生のうちに、「時間の融通がきく」バイトを探しておくことをおすすめします。
「土日だけでもOK」「週1日からOK」というバイトや単発バイトなどです。
一般的に、仕事に慣れている人は重宝されますし、良好な人間関係を築いていればシフトにも融通をきかせてくれる場合も多いです。
そのため、1~2年生のうちにバイト先で良好な関係を築いておけば、3年生以降もシフトの相談がしやすくなるでしょう。
実習が始まったら、バイトはせずに実習に集中したい!という人もいると思います。
ただ、そうは言っても、ある程度お金は必要になってくるでしょう。
そうなると、やはり1~2年生のうちにバイトでしっかりお金を貯めておくと安心です。
忙しくなればなるほど、体調管理も重要になってきます。
そんな時に、お金がないから毎日カップラーメンばっかり・・・なんて生活だと、せっかくの試験の時にも実力を出し切れません。
また、たまには気分転換も大切です。
そんな時にも、お金がないから家に引きこもってばかりにならないよう、先を見据えて貯金しておきましょう。
この「貯金する」という習慣は、社会人になっても役に立つでしょう。
医療系分野は、人の命に関わる分野でもあります。
そのため、実習でも気を抜けません。
しかし、人間の集中力には限界があります。
また、「研修医時代が1番大変だった」という医師もいるぐらい、「1人前になるまで」の期間は重要な時間です。
1人立ちした後は、1人で命に関わる判断をしなければならない職業だからです。
そんな日々を何年も続けるためには、メリハリのある生活をすることが大切になってきます。
例えば、「レポートは平日のうちに終わらせ、土日はリフレッシュの時間にする」「○時まで勉強したら、○時間は自由時間にする」などです。
そうした生活をすることで、他学部の友達との交流の時間を見つけることもできるのではないでしょうか。
自由時間がない時期でも、「平日は実習レポート作成」「土日は国家試験対策」などと決めておくと、計画的に勉強することができるでしょう。
こういった生活リズムはすぐにできるものではありません。
1~2年生のうちにある程度基盤を作っておくことをおすすめします。
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