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新学年がスタートして半月。
1年生の皆さんは、だんだん学校にも慣れて来た頃ではないでしょうか。
また、そのほかの学年の人たちも進級して新学年を好調にスタートさせた、というところだと思います。
ところで、大学でいちばん怖いのはやはり「留年」です。
大学や学部によって、「1年生から2年生に上がる時に必要な単位」があったり、「3年生から4年生に上がる時までに必要な単位」があったり、あるいは「4年間で合計の卒業要件単位のみ」だったり、と色々な条件があるとは思いますが、とにかくそれぞれ必要な単位を取得できていなければ留年、そして4年で卒業できない、という事態を招いてしまいます。
特に1年生の時には、年間でどれくらいの単位を取ればいいのかわからず、2年に上がる時に大慌てするというようなケースもよくみられます。
いざ、学年が上がる時に慌てないためにも、最初から4年間のだいたいの計画を立てておくことは決して無駄ではありません。
「卒業要件単位は122単位だから、122÷4で1年に31単位取れば卒業できる」という計算をしている人はいませんか?
これは、とても危険な考え方です。
たとえば、病気や怪我をして大学を休むことになったら…ギリギリの単位取得計画だと、それだけでもう留年確定ということになりかねません。
また、3年生から4年生にかけては就活が本格化するので、なかなか授業に出られないというケースも多々あります。
他にも、4年で卒論を書かなければならない人、大学院進学を考えている人は、4年生の時にはなるべく空き時間をたくさん作っておく必要が出て来ます。
つまり、卒業要件単位のうち「4年生時に必修の単位」以外は、できるだけ3年生までに取り終えてしまうのが理想的なのです。
では、具体的に1年で何単位取得すれば、3年生までに卒業要件単位を取得し終えることができるのでしょうか。
もちろん、大学や学部、学科によって卒業要件単位が違いますし、1年間に取れる単位数も異なっているので「必ずこれだけ」ということは言えませんが、大まかに言って「1年間に40単位」取れていれば、ほぼ卒業時に困ることはないと考えられます。
1年間に40単位ということは、単純に計算して3年生終了までに120単位。
全部の単位が取れず少し落としてしまっても、4年生の時には、ほぼ卒論と就活に費やすことができます。
就職が決まり卒論を書き終えてしまえば、4年生の後期は自由時間が取れるので、アルバイトや海外旅行などに出かけることも可能です。
「1年間に40単位」は理想的な単位の取り方と言えます。
ただし、1年間に40単位はかなり忙しい生活になることを覚悟しなければなりません。
授業の内容によっては宿題が多くて追いつけない、という事態になることも。
欲張って履修して結局たくさん落としてしまったのでは元も子もありません。
自分は詰め込み式が苦手てのんびりペースだという人は、「1年間に30単位」を目標にしてみてはどうでしょうか。
ただし、4年生の時に就活と並行して30単位を取るのは結構大変なので、1・2年次に単位を取るのが難しい授業をいれておき、「レポートを出せば単位がもらえる」というような比較的楽に単位が取れる授業を4年次に回す、といった工夫が必要です。
そのためには、1年生の時から先輩などから授業についての情報を収集しておくことも大切ですね。
大学の単位は、ただ漫然と取っていると、いざ卒業という時に慌てることになりかねません。
留年を避けるためにも、できるだけ卒業要件単位は3年生までに取得するようにしましょう。
そのためには、「1年間で40単位」取れるのが理想的。
それが難しくても、「1年間で30単位」は取るようにしましょう。
また、単位を取るのが難しい授業はなるべく1、2年生のうちに取ってしまうのも重要。
先輩や友達から授業についての情報を収集して、計画的に単位を取得していきましょう。
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