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大学数学科で卒論を書くメリット

以前、大学数学科の卒業論文について「大学数学科には卒業論文はある?」という記事を書きました。

数学科は学部学科の中では珍しく卒業論文がないこともあります。

しかし、全くゼロということではなく大学によってはあります。

また、それを書くメリットもあるのです。

今日は、そんな大学数学科で卒業論文を書くメリットについて解説します。

ぜひ最後までお読みください。

目次

【なぜ大学数学科では卒論はないのか】

一般的にですが、数学科でいわゆる卒業論文のようなものを書かせるところは多くありません。

卒業論文は大学の集大成でありこれが非常に大変なのですが、そもそもなぜ数学科にはないことが多いのでしょうか。

その大きな理由に、数学という学問の特徴が挙げられます。

簡単にいうと、学部4年間では論文を書くに値するようなオリジナルの研究成果は数学科では得られないためです。

多くの場合、大学院に進学し、さらに詳しく研究をすることでようやく書けるようになるというわけです。

【大学数学科で卒論を書くメリット】

学生はできることなら難しい卒業論文は書きたくないと思うかもしれません。

でも、もちろん学生の中には、数学という学問の研究成果をまとめたいと思う人もいます。

数学科で卒業論文を書く大きなメリットは、今まで勉強してきた成果をレポートにまとめられることです。

数学科の学生の多くは大学院に進学します。

でも、当たり前ですが、全ての学生が進学するわけではありません。

それは他の理系学科でも同じでしょう。

中には社会に出て、それ以降、数学という学問を学ばない人もいます。

そうなれば、この数学科で過ごした4年間は何だったのか、何が残ったのか、学生によってはそう感じるかもしれません。

冒頭でも述べた通り、多くの学生は十分な研究成果を持っていないため卒業論文を書くことに疑問を感じるかもしれませんが、論文を書くことで数学という学問にさらに興味を持ったり、ここから伸びる学生も一定数います。

【まとめ】

いかがでしょうか?あなたは数学科の卒業論文についてどのような意見を持っていますか。

今学生であるあなたは卒業論文があると面倒だな…、しんどいな…と感じるかもしれませんが、それが将来、きっと、やってよかったと思えるようになるでしょう。

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では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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