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日頃から、時間があれば街中の博物館や美術館に足を運ぶという学生はいるかもしれません。
興味深い作品があったり、心が落ち着いたり、博物館などには言葉で表現できない魅力があります。
今日は、慶應義塾大学の学生を対象に、大学内にあるミュージアムについて解説します。
初耳だ…という人はいるでしょうが、キャンパス内にはいろんな施設があります。
本記事は慶應義塾大学公式サイトの内容を参考にしています。
ぜひ最後までお読みください。
ミュージアムというのは、英語のmuseumで、博物館・美術館の両方を指します。
博物館と美術館はどちらも、教育、保存、展示、研究を行う公共施設ですが、その収蔵品や運営目的などが異なります。
簡単にいうと、
博物館:自然史・科学・歴史・文化・人類学など多岐にわたる分野の資料や標本などを収蔵・展示する施設
美術館:絵画・彫刻・版画・写真・工芸品・現代アートなど視覚芸術作品が中心
ただ、美術館は一般的に博物館の1種とされており、美術館を「博物館」と表現する人もいます。
いずれにしても、本記事ではミュージアムと表現しますが、これにはいろんな魅力があります。
まず、純粋に楽しめます。
ミュージアムは子どももおり、あなたもわかると思いますが、小さい頃に見た感覚と今大学生になってから見る感覚はまた異なります。
同じ作品でも感じ方が変わるのです。
アートを見てメッセージを読み取ったり、歴史や自然を学んだり、どのように展示や保管をしているのかも興味深いです。
また、ミュージアムの入場費用はそこまで高くはなく、大学生であっても気軽に行けるのもポイントです。
慶應義塾大学にあるミュージアムについて解説します。
最初にご紹介するのは「慶應義塾ミュージアム・コモンズ」、略称は「KeMCo」です。
ここでは、義塾が蓄積してきた文化財や学術資料の他に、一般財団法人センチュリー文化財団から寄贈された美術作品などもあります。
また、デジタルとアナログが融け合う環境の中で、文化財を基点として様々なコミュニティが交流し、新たな発見や発想を生み出す場所になることを目指しています。
三田キャンパス東別館に設置されています。
「福澤諭吉記念慶應義塾史展示館」も三田キャンパスにあるミュージアムで、重要文化財に指定されています。
図書館旧館2階に設置されています。
慶應義塾大学の創設者である福沢諭吉の生涯と慶應義塾の歴史を深く学べる場所です。
ミュージアム内にある「一筆書き」の線が来場者を誘導し、この線は日本が西洋から受容した実証的・合理的な学問としての洋学の流れとその継承を象徴しています。
また、館内は常時展示だけでなく企画展示室やしばしば特別展も開催されています。
ここは、慶應義塾で唯一、博物館相当施設に指定されている場所であり、南別館1階のアートスペースに設置されています。
45平米メートルと決して大きなスペースではありませんが、常設的な展示施設であり、大学と地域を結ぶ空間としての機能も期待されています。
今日は、慶應義塾大学のミュージアムについて解説しました。
元々、博物館や美術館に興味がある人やあまりない人でも大学内にある施設ですので、一度訪れてみてがいかがでしょうか。
きっと何かいい発見があります。
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