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慶應義塾大学独自の奨学金について解説

大学に通うのには一定のお金がかかります。

国公立大学であればまだいいですが、慶應義塾大学のような私立大学ではかなりの額が必要になります。

そこで大学生の多くは奨学金という制度を利用しているのですが、今日は、慶應義塾大学が独自に実施している奨学金について解説しようと思います。

慶應義塾大学の学生はぜひ参考にしてください。

本記事は慶應義塾大学の公式ホームページの内容を参考にしています。

目次

【日本の半分以上の学生が奨学金を利用している】

まず、どのくらいの大学生が奨学金を利用しているのか見ていきます。

日本学生支援機構の「令和4年度 学生生活調査」によると、奨学金を受給している学生は大学(昼間部)で55%という数字になっており、半分を超えます。

かなりの数の学生が奨学金を利用していることになりますが、奨学金といっても、返済不要のものや返済必要なものなどその種類は様々です。

今日取り上げるのは、日本学生支援機構が支給しているものではなく慶應義塾大学が独自に行なっているものです。

【慶應義塾大学の独自の奨学金】

慶應義塾大学では、学業に専念できる環境を整え、良識のある知識人を育成する支援を目的に豊富な種類の奨学金を用意しています。

成績優秀者を対象にする奨学金や家計状況が急変した際の奨学金、地方出身者を対象にする奨学金など様々です。

また、慶應義塾大学独自で行なっている奨学金は全て返済する必要のない給付型になります。

順番にいくつかご紹介します。

≪慶應義塾大学給費奨学金≫

これは慶應義塾大学の成績優秀者に対する奨学金です。

対象者:学部2年生以上(留学生を含む)成績優秀かつ経済的困窮者
給付期間:1年間(再申請可)
給付金額:年額50万円もしくは25万円
採用人数:310名程度

≪慶應義塾大学修学支援奨学金≫

「慶應義塾大学修学支援奨学金」は、生計維持者の死亡や失職などによる家系の急変や経済的な収入不足、自然災害による被災など、いろんな原因によって経済的困窮を解消できず学費の支払いが難しい学生のための奨学金です。

対象者:学部生および大学院生
給付期間:1年間(再申請可)
給付金額:学費の範囲内の金額(支給額平均年額約30万円)
採用人数:100名程度

≪指定寄付奨学金≫

卒業生組織である三田会や篤志家などの方々から寄付された資金で運営している奨学金です。

対象者:奨学金ごとに異なる
給付期間:1年間(再申請可)
給付金額:年額10万円~学費の範囲内の金額
採用人数:188名(2023年度実績)

≪慶應義塾維持会奨学金≫

「慶應義塾維持会奨学金」は、慶應義塾維持会会員のご厚志により設立された維持会基金の運用益によって運営されている奨学金です。

対象者:学部生(首都圏以外の高等学校出身者を優先)
給付期間:1年間(再申請可)
給付金額:年額50万円(医学部、理工学部、看護医療学部、薬学部は80万円)
採用人数:135名

ここまで4つご紹介しましたが、申請する年度により細かな内容は異なる可能性がありますので、注意してください。

申請する際は最新の情報をもとに行いましょう。

【まとめ】

いかがでしたか?今日は、慶應義塾大学の学生に向けて奨学金について解説しました。

奨学金をすでに利用している人やまだ使っていないけれど検討しているという人は、今日の内容を参考に一度調べてみてください。

もし奨学金についてわからないことがある場合は、大学に問い合わせてみましょう。

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