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18~22歳が中心になる大学生ですが、これはある意味難しい時期でもあります。
法律的には成人であっても心はまだ未熟という人も多くおり、大学生活でメンタルを崩してしまう人は少なくありません。
今日は、大学生のお子さまを持つ保護者の方に向けて、メンタルの不調を起こしやすい学生の特徴について解説します。
もしいくつかに当てはまる場合は、早めの対処が必要になります。
冒頭でも述べた通り、大学生という時期はいろいろな悩みが出てくるものです。
勉強について、就職について、自分自身の外見などあらゆることが原因で悩みになり、メンタルの不調につながるかもしれません。
少し調子が悪いな…ではなく、何かしらの精神疾患を患ってしまうとその治療は大変です。
一般人口の精神疾患の有病率は13%程度とされていますが、大学生については何と30%以上もの人が発症しているともいわれています。
いかに多くの人が精神疾患を患っているかがわかります。
また、自分自身で精神疾患を把握していない学生も多くいるはずです。
このような精神疾患やメンタルの不調というのは、できるだけ早くに発見し、対処をすることがとても大切になります。
メンタルを崩しやすい人にはいくつかの特徴があります。
何事も完璧にこなさないと気が済まない人は結構います。
少しでもミスがあったり、自分の思い通りに進まないとイライラしたりする人はメンタルを崩しやすいといえます。
そもそも物事は完璧に進まないものであり、それを把握しておかないと毎回毎回、落ち込んだり、苛立ちを覚えたりします。
勉強したからと試験で最高の結果が得られるわけではない、レポートは1年生の時は失敗するものなど、「できなくて普通」というスタンスでいると気が楽になります。
人間は誰でも生きていればストレスを感じるものです。
ストレスは一般的にマイナスな意味で捉えられることが多いですが、実はそれ自体は悪くありません。
適度なストレスによって試験勉強を一生懸命頑張りますし、就職活動も危機感を持って臨めます。
問題は過度なストレスや永続的なストレスであり、またストレスに対する発散方法の有無も重要です。
趣味を楽しむ、友達と話すなどストレスの対処法を把握している人はメンタルを健康的に保てます。
ここでいう失敗は小さなものよりは、受験など大きなイベントでの失敗体験です。
いわゆる挫折で、大学に入るまで全く挫折がなく、何事もうまくいっていたのなら、単位を落としてしまったり、試験でいい成績を取られなかったりすると自分自身に不甲斐なさを感じ自信をなくしてしまうかもしれません。
「私はいつもトップだった…」など、常に上にいた人にとってのある程度年齢を重ねてからの失敗体験は重く感じるものです。
これは完璧主義にも共通しているかもしれません。
睡眠習慣と限定していますが、日常的な生活習慣も含みます。
食生活や運動習慣、そして特にメンタルに影響しやすいのが睡眠です。
大学生になり自由な時間を増えると夜遅くまで出かけたりすることがありますが、睡眠を削ると勉強効率ややる気などにダイレクトに影響します。
また、睡眠習慣が悪い人は精神疾患を患いやすいともいわれており、脳や体を休めるために睡眠は欠かせません。
毎朝しっかり起きられない場合は、睡眠が悪い証拠かもしれませんので見直してみます。
今日は、大学生の保護者の方に向けて、メンタル不調になりやすい大学生の特徴について解説しました。
大学はこれまでの教育環境とは大きく異なり、そこで新鮮さを感じる人もいれば大きなストレスになる人もいます。
いろんなことが要因になりメンタルの不調を引き起こすので、学生ができることは心身にとって健康的な毎日を送ることです。
そのサポートとして親の存在ももちろん大切になってきます。
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