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学生の人がよく知っている就職活動時の適性検査に「SPI」がありますが、実はその他にもいろんな種類があるのを知っていますか。
SPIというのはリクルート社が運営しており知名度が高いので知っている人は多いかもしれませんが、就職活動時の適性検査=SPIではありません。
そこで今日は、主要の就職活動時の筆記試験「SPI」「CAB」「GAB」の違いについてそれぞれ解説していこうと思います。
ぜひ興味本位で読んでください!
就職活動をする上では、エントリーシートや筆記試験、そして面接などがありそれらに合格して初めて「内定」になります。
エントリーシートの前にも業界リサーチや説明会など様々なことがありますが、今回紹介する筆記試験(適性検査)についてはよく知っている学生も多いでしょう。
ただ、その知っているというのはおそらく「SPI」のことで、適性検査=SPIとして認識されているのも事実です。
確かに最も一般的な筆記試験として利用されているのがこのSPIですが、最近ではCABやGABなど別の試験を導入する企業も増えてきています。
順番に解説します。
まずは、SPIについてですが、これは「Synthetic Personality Inventory=総合適性検査」の略であり能力適性検査と性格適性検査の2つを兼ね備えています。
SPIはリクルート社が運営するもので、2020年では13,500社もの企業が導入しており203万人もの受検者がいます。
かなり知名度があるもので知らない学生がいないでしょう。
SPIには、大きく4つのテスト方式があります。
・テストセンター
・WEBテスティング
・インハウスCBT
・ペーパーテスト方式
この中で一般的なのがテストセンターとWEBテスティングで、テストセンターは外部会場にて試験を受けるものです。
事前にパソコンで性格検査を受け、予約した日に会場に行き能力検査を受けます。
SPIが導入されてからはこの形式が主流になっていますが、新型コロナの影響もあったため次に紹介するWEBテスティングもよく利用されています。
WEBテスティングは、自宅から受検する方式で日時や会場が指定されないので自分の好きな時に受けられます。
CABは、「Computer Aptitude Battery=コンピューター職適性診断テスト」の略で日本エス・エイチ・エル社が運営しています。
この試験は情報処理やシステム関連の企業でよく導入されており、プログラマーなどコンピュータに関わる仕事に就きたいと考える学生は受けることになるかもしれません。
コンピューター職に求められる知的能力のテストと性格テストで作られており、ストレス耐性なども測定することができる試験です。
試験方式は「CAB(筆記)」と「WebCAB」と2つあります。
CAB(筆記)は筆記なので試験会場にて受検します。WebCABは最近主流になりつつある方式で全体的に難易度が上がります。
後者は企業にとっても会場を用意しなくてもいいので費用を抑えられるなどのメリットがあります。
GABは、「Graduate Aptitude Battery=総合適性診断テスト」の略でこちらも日本エス・エイチ・エル社が運営しています。
これは総合商社や専門商社、投資などの業界の総合職のための検査として利用されることが多いです。
試験方式は、「GAB(筆記)」「WebGAB」「C-GAB」「GAB Compact」などがあり、
1つ目のGAB(筆記)はマークシート式、WebGABはWebタイプ、C-GABは全国にあるテストセンターにて受検、最後のGAB Compactは難易度の高い試験タイプになります。
GABは、知的能力適正と性格適性検査から構成されます。
今日は、「SPI」「CAB」「GAB」の違いについてでした。
特に最後の2つはあまり聞き慣れないものかもしれませんが、職種によっては導入されることがあるのでしっかり事前にリサーチしておきたいものです。
では本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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