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何がどう違う?令和の大学生活

一昔前の大学では、

「出席は友人にお願いする」

「講義はただ聞いているだけ」

このようなことも珍しくなったかもしれません。

しかし、時代が変われば大学の様子も変わります。

今日は、大学生のお子さまを持つ保護者の方に向けて令和の大学生活について解説します。

目次

【令和の大学生は忙しい】

大学生といえば、冒頭で述べた通り、特に文系学部に在籍する学生は自由が多いとイメージする人は少なくないでしょう。

現在では、理系よりは文系の方が当然、自由度はあるかもしれませんが、昔のような「文系=楽」とはいえません。

令和の大学生が忙しいとされる理由はいくつかあります。

例えば、出欠確認です。

以前までは、講義によっては出席をまともにしなくても試験やレポートで結果さえ出せば単位をもらえていたのが、今では出席数を単位取得の前提条件とすることが増えています。

出席をするということは授業をサボったり、その時間にアルバイトをしたりすることはできず、授業に出ることは当たり前なのですがその分忙しさが増します。

また、教授側も講義を優先的に考えており、学会参加を理由に講義を休校にすることは減りました。

≪授業スタイルの変化も≫

そして、昔は、大学の授業は教授による一方通行型のものは少なくありませんでしたが、今ではコミュニケーションの向上を狙い、グループワークを取り入れることが増えました。

つまり、学生が主体になりますので、積極的な授業への参加が求められます

ただ単に授業に出て、何となく受けているだけでは単位を取ることは難しくなっているのです。

【令和の大学生の特徴】

その他、どのような点が以前の大学生とは異なるのでしょうか。

≪就職活動≫

就職活動というのは、基本的に大学3年生以降など後半から始まります。

以前は、1~2年生の時期に就職活動の準備をすることはそう多くありませんでしたが、今は1年生から参加できるような企業見学会や社員面談、インターンシップなどがあります。

1年生のみんながみんな参加するものではありませんが、参加をする人はやはり多忙になります。

≪お財布事情≫

大学生の多くはアルバイトをします。

初めての社会経験であり、自分でお金を稼ぎ、授業料を支払ったり、趣味に使ったりといろんな選択ができます。

現代では、物価が上がり、授業料も値上がりしているところがあり、経済的には厳しいところがあります。

大学生の収入の実に半分以上が親など身内からの援助になっており、アルバイトからの収入は全体の2割程度ともいわれています。

今の時代、アルバイトをする学生は多いものの、生活におけるメインの収入とはならないようです。

国立大学の学生の授業期間中のアルバイト事情は、週1~2日以上働く学生が3日以上の学生よりも多く、公立大学では週3日以上の学生が授業期間中、長期休暇中いずれも多くなっています。

また、お金のかかる私立大学では週3日以上働く学生はいずれの期間においても多いものの、授業期間中については半数未満になっています。

参考:独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度 学生生活調査報告

【まとめ】

いかがでしたか?令和の大学生は、かつてのようにハイブランドのファッションに身を纏うよりもカジュアルなものを揃えたり、かなり真面目に勉強に取り組んでいる印象です。

日本の給料が上がらないことや物価の上昇、大学での勉強の負担などより現実味を持って毎日を堅実に過ごしているといえるかもしれません。

大学ではいろんなことが学べ、いろんなことを経験できます。

その中でも、大切なのはやはり勉強ですので、そこにウエイトをかけて毎日を過ごしていきたいものです。

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