猫の手ゼミナール執筆の書籍が出版されました! 詳細はこちら

大学レポートで敬語を使うべきではない理由

敬語というのは、様々なシーンで使われます。

大学の先輩と話をする時、教授や職員の方と話をする時、アルバイトをやっている人ならそこでも日常的に敬語を使うことになるでしょう。

でも、大学レポートでは一般的に敬語は使いません。

なぜか?

今日は、大学レポートで敬語を使うべきではない理由についてわかりやすく解説します。

目次

【そもそも「敬語」とは?】

大学生であるあなたも毎日のように使う敬語ですが、敬語の定義や意味をご存知ですか?

まず、敬語は1つだけではなく、下記の3つがあります。

・尊敬語
・謙譲語
・丁寧語

尊敬語というのは、身分が高い「尊」、相手を敬う「敬」という意味があり、目上の人や自分よりも立場の高い人を敬い、相手を立てる気持ちを表すものです。

例えば、大学の教授がそうです。

そして、謙譲語は、自分を謙ることで相手を立てて、敬意を示す表現になります。

「謙」には謙る、「譲」には譲るという意味があります。

最後に、丁寧語ですが、これは誰に対しても使える敬語であり、文章の最後に「です」や「ます」をつけた言い回しや、「お料理」のように「お」をつける表現です。

おそらく、大学生の中では最後の丁寧語がいわゆる「敬語」という認識かもしれませんが、このように実はいろんな種類があるのです。

【大学レポートでは使わない敬語】

そんな敬語ですが、大学のレポート課題では基本的に使用しません。

本当に?

授業で扱うものだし教授が読むものだよ?

という声が聞こえてきそうですが、尊敬語や謙譲語、そして丁寧語に関しても基本的には使わなく、レポートは「である調」で書くのが基本です。

「~です」ではなく「~である」とするのがルールです。

なぜ、敬語を使わないのか。

≪中立性が求められるレポート≫

尊敬語や謙譲語を使わない理由としては、これらを使うことで権威や上下関係が生まれるからです。

レポートというのは、基本的に中立性が求められるので、敬語の表現を使うとそれが崩れてしまいます。

≪様々な説による丁寧語≫

そして、述べた通り、基本的に「ですます調」ではなく「である調」で書くのがルールであり、丁寧語である「お客様」も→「顧客」、「A先生」→「A氏」「A大学教授」のようにする必要があります。

ですます調は、話し言葉や子どもが使う表現などいろんな説がありますが、現状、大学レポートでは使用しないということを覚えておきます。

あなたもイメージする通り、である調の方が言葉に説得力があり、見やすく文章が簡潔にまとまります。

また、説得力に欠ける「~と思う」という表現もレポートでは適切ではありません。

【まとめ】

いかがでしたか?今日は、大学レポートに関する内容でした。

大学レポートはあなたが高校など今まで経験したレポートとは違い、その書き方や目的が大きく異なりますので、大学レポートの書き方のコツをご紹介している当サイトのコラムで徹底的に学習してください。

これまでに数多くの大学レポートに関する記事を発信しており、大学では学べないような内容もあります。

あなたの大学での学習を心から応援しています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

\無料相談実施中! /

お探しの記事を検索する

この記事を書いた人

大学生の単位取得をサポートするための個別指導を提供しています。

大学や生徒のレベルに合わせたカスタマイズされた学習プランで、単位取得を効果的にサポートします。

生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。

目次