お気軽にお問い合わせください

勉強コラムの最新記事!
自分自身の性格や気質を把握することは生きていく上で重要です。
自分を知らなければ、何が自分に合って、どこで自分が活躍できるのかはわかりません。
また、大学生にとって自分を把握することは自己分析であり、就職活動時に必須です。
今日は、そもそも性格と気質とは何か、その違いはあるのか、そしてそれらをうまく把握する方法について解説します。
ぜひ参考にしてください。
「性格」と「気質」という言葉は、日頃の会話でもよく使われます。
特に性格については、友人との会話でも出てきますし、性格について悩みを抱える人も大学生という年齢的に少なくないでしょう。
まず、性格と気質というのは同じような意味で捉えらがちですが、異なります。
簡単に両者を説明すると、
性格:成長していく過程で形成される個人差
気質:生まれつき持っている生物学的な個人差
性格は、後天的なものも含まれ、社会生活を送り、他人と接触する上でいろんな変化や傾向を見せるものであり、必ずしもずっと同じではありません。
一方で、気質は、主に遺伝で決まっており、幼少期に現れてきます。
気質はそれ自体が問題ではなく、どんな気質であってもその人の個性になります。
人というのは、自分自身を客観的に見ることは得意ではありません。
自分で「気にしやすい性格だ」と悩んでいても、周りの友人からは「繊細で優しい人」と捉えられていることも多々あります。
人は自分の感情などが入って考えてしまうため、完全にフラットに見るのはそう簡単ではないのです。
それ故、大学生が就職活動などで自己分析をするとうまくできなかったり、自己アピールで失敗したりします。
誰にでも個性があり、素晴らしい性格や気質があります。
それにいかに気づけ、発信できるかが就職活動では特に重要になります。
これは考えれば考えるほどわからなくなることがあります。
自己分析で、「自分の性格は何で、何が好きで、このような職種に向いている」などを一生懸命考えても、なかなか出てこないものです。
でも、その人しか持っていない性格や気質、個性などがありますので、それを見逃さないことです。
その方法の1つとして、子どもの頃を思い出します。
例えば、子どもの頃、チームスポーツで友人とともに運動をすることが大好きだったのなら、外向性や協調性が高いかもしれません。
黙々と自分の感情に任せて絵を描くことが好きだったのなら繊細性があるのかもしれません。
それらはいわゆる気質ですが、性格もある程度わかります。
後天的に変わるものが性格ですが、だからと子どもの時に一切あなたの性格が出ていないわけではありません。
優しい子だった、親のお手伝いが好きな子だったなど、その子の性格は今も昔も変わらない部分は多くあります。
今の現状だけを考えて、「自分はこういう性格かな」「社交性はあるかな」など考えても難しいので、幼少期を参考にしてみるのが方法の1つというわけです。
他には、客観的に見るために第三者の意見を取り入れるのもやはり有効です。
ここでのポイントは、同じ人に聞くのではなく家族、友人、先輩など異なる関係性の人に聞くことで客観性が高くなります。
今日は、大学生のために自分の性格や気質を把握するためのコツについて解説しました。
性格と気質は似た言葉ですが、異なる意味を持つというのがわかりました。
ぜひ今日の内容を参考に、就職活動の準備を行ってください。
大学生の単位取得をサポートするための個別指導を提供しています。
大学や生徒のレベルに合わせたカスタマイズされた学習プランで、単位取得を効果的にサポートします。
生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。