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一般的に、大学を留年すると就職活動では不利になります。
留年の経験をどう生かすのか、失敗を失敗のまま終わらせず、意味のあるものにできれば強みになるかもしれませんが、業界の中には、特に留年に対して厳しいところがあります。
今日は、そんな大学留年に厳しい業界について解説します。
以前、「【大学】留年がもたらす就職への影響」という記事を発信しましたが、まずはそちらをまだ読んでいない人はぜひ参考にしてください。
基本的に、大学留年は世間的に当然マイナスの印象はありますが、それだけが理由で内定を得られないということは少ないといえます。
むしろ、全く中身のない4年間を過ごし、何もアピールできない学生よりも、留年はしたけれどそこからの学びをうまく説明できる学生の方が評価は高いかもしれません。
もちろん、留年は時間やお金がかかるためしないに越したことはありませんが、100%悲観的になる必要性はありません。
事実として、業界によっては大学留年を慎重に取り扱うところがあります。
代表的なのは、金融業界です。
金融業界は、大学生に人気の業界であり、お金にいろんな形で関わり社会経済をサポートする業界です。
銀行・証券会社・保険会社・クレジットカード会社などが業種としてあります。
金融業界が厳しいといわれる理由としては、2つ挙げられます。
・お金を扱うため不真面目な人は向かない
・年功序列文化が根強い
順番に解説します。
金融業界はその名の通り、お金を扱うところです。
つまり、計算や管理などが必要になり、真面目に取り組む人が求められます。
留年をする学生全てが不真面目ではありませんが、授業に出なかったり、レポートを適当にやったりと、イメージ的には真面目とは離れていますので不利になります。
特に、大きなメガバンクは留年生を避ける傾向にあるともいわれています。
そして、金融業界は未だ年功序列色が強い傾向にあります。
そのため、留年をするということは1年間遅れて入社することになり、いい印象は持たれないようです。
このように、留年は金融業界では不利になる可能性がありますので、ここを目指す留年生は相当の努力と準備をしなければいけません。
最後に、ちょっとしたおまけとして業界の中には留年自体が有利に働くところもあります。
それは、ズバリ、商社とベンチャー企業です。
実際、ここには留年生が多くおり、その理由としてこれらの業界は元々、他とは違う人物を選ぶ傾向にあるからです。
普通にストレートで卒業した人よりも変わった経験、つまり、留年をした人の方が適性がある場合があります。
もちろん、「留年=有利」という単純な話ではなく、何か変わった経験をできれば、企業には魅力的な人物に映るかもしれません。
商社などに入るために、あえて留年をするのは本末転倒ですのでやめてください。
今日は、大学留年に厳しい業界について解説しました。
留年したからと金融業界に100%入られないということではありませんが、他の学生よりも後ろからスタートするのは間違えないかもしれません。
留年をすでにしてしまった学生は過去は取り戻せませんので、今何ができるか、どうアピールできるかを一生懸命考えて就職活動の準備をしていきましょう。
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