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国が ”大学中退問題’’ に動きを見せ始めた

 

年間に約79,000人もの学生が大学を中退しています。

 

中退する理由は様々ですが、国が中退者を減らそうと動きを見せ始めています。

 

今回は、そんな大学中退問題について紹介します。ぜひ参考にしてください。

 

目次

【そもそも大学中退問題とは?】

少し前のデータになりますが、文部科学省が行なった調査(平成26年)によると全学生数は299万1,573人で大学中退者は年間7万9,311人です。

 

これは全体の2,65%にあたり1年間なので単純に4倍すると10,6%になります。学生の1割が中退していることになります。

 

大学を中退する理由は、体調的な理由、経済的な理由、人間関係など人それぞれですが不本意に大学を中退してしまう人が多いので問題視されていました。

 

ただ、大学側も中退率などを公表すると学生募集の弊害になり得るので難しい面がありましたが、最近では積極的に公表する大学も増えています。

 

≪大学側も中退対策に取り組んでいる≫

 

国が大学中退の実態把握に乗り出すことで大学も小中学のように担任性の導入、中・高レベルの学び直し、出席率の悪い学生には個人的に面談を行ったりと積極的に中退者を減らそうと努力しています。

 

大学も中退率が高いと受験生が集まらなくなり何かと不都合になるので、大学・学生両方の立場から見ても中退対策はとても大切なことです。

 

大学生はいろんな悩みを抱えており、勉強のこと、人間関係、体調などそれらが大きく深刻になる前に解決・改善したいものです。

 

そのために、大学側のサポートがとても大切になり学生が気軽に相談できる機関などがあれば悩みが大きくなる前に解決できるかもしれません。

 

もちろん大学は学生数が多いので全ての悩みをサポートできるかはわかりませんが、中退する場合はその小さな悩みがだんだん大きくなり中退という決断に至ることが多いです。

 

【中退しないために学生ができること】

 

 

中退するつもりで大学に入学する人はいないと思います。

 

入学前と入学後のいろんなミスマッチによって中退という決断になるので、もちろんできるなら中退は避けたいものです。

 

そのために、学生ができることは先ほどから述べていますが悩みや問題が大きくなる前に解決することです。

 

手のつかないレベルまでなるともうどうしようもありません。

 

勉強に遅れをとっているのなら予習・復習をしっかりしてついていけるようにする、学習塾に通う、体調が悪いのなら無理をしないで休む、人間関係で悩んでいるのなら大学の心理カウンセラーなどに相談するなど早めに対策を行います。

 

【まとめ】

その他、学生個人の理由によって対策法は異なるかもしれませんが、覚えておいてほしいのは一人で悩まないことです。

 

大学には各種相談カウンセラー、教授、スタッフなどがおり全力で学生をサポートしています。同じような悩みを抱えている学生もいると思います。

 

解決するしないに関係なく、誰かに打ち明けることもとても大切です。

 

勇気を出して一度誰かに相談してみてください。きっと何か希望が見えると思います。

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大学生の単位取得をサポートするための個別指導を提供しています。

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生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。

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