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中退後に編入?大学中退者が知っておきたい編入制度

 

大学を中退した後、何か別の目標が見つかってどこかの大学に編入を考えている人もいるかもしれません。

 

今回は、そんな大学中退者が編入する際に知っておきたいことについて紹介します。

 

ぜひ参考にしてください。

 

目次

【そもそも大学中退後に編入できるのか】

大学を中退する理由としてよくあるのが、経済面や健康面などです。

 

これらはある意味仕方ないことですが、他にも大学での勉強内容が自分の思っていたものと大きく違った、将来の目標が変わったなどたくさんの理由があります。

 

しかし、編入を考える際に気になるのが中退者でも編入制度を利用できるのかということです。

 

答えは、基本的にはできます。ただ、「除籍」になっている場合はできないので注意が必要です。

 

大学中退なら数年経っても在学中に取得した単位は使えるので編入も条件さえ満たせば可能なのです。

 

ただ、詳細は各大学によって異なるので中退者で編入を考えている人は編入先の大学に一度問い合わせてみてください。

 

その際必要になるのが、以前の大学での単位修得証明書や成績証明書などです。どの単位を取ったのかがわかります。

 

【中退者が編入する際に気をつけること】

≪編入条件≫

 

 

「前の大学で2年まで修了し、60単位以上を修得していること」というのが一般的な条件ですが、大学によって異なる可能性があるので各自確認しましょう。

 

また、上記の場合は3年次編入の条件ですが、編入には他に2年次、4年次編入もあります。

 

最も一般的なのは3年次編入ですが、例えば2年次編入なら30単位前後の単位取得の見込みが条件になっていたりします。

 

また、大学によっては同じ学部系なら3年次、別の学部系なら2年次編入にするところなどもあるので、注意しましょう。

 

編入試験には、「通常枠」、「推薦枠」、「社会人枠」の3つあります。

 

通常枠は、面接、小論文がメインの試験で受験科目が少ないのが特徴です。

 

推薦枠は、以前の大学の学部長に優秀と認められた選ばれた学生のみ利用できる試験制度で、社会人枠は中退した後に一度社会人として働いた人向けの試験になります。

 

いずれの試験でも面接や志望理由書があり、なぜその大学に編入したいのか明確に答えられるようにしっかり準備しておきます。

 

理由が曖昧だと前の大学を中退した経緯から、また長く続かないのでは?と思われる可能性があります。

 

面接では何を聞かれるか予想できないので、編入する理由、編入後の計画や目標についてもしっかり答えられるようにしておきたいです。

 

≪編入する目的(理由)を明確化する≫

 

大学中退を繰り返さないことがとても重要です。

 

特に、授業についていけなくなった、生活リズムが崩れて大学に行けなくなったなど自分に責任があるような理由で中退した人は、編入してからどのように改善していくかしっかり考える必要があります。

 

編入条件なども大切ですが、編入目的を明確化するというのはもっと根本的で大切な要素だったりします。

 

編入する目的は何でも構いません。人によってそれぞれ理由があるでしょう、でも将来の夢や目的のために編入を選ぶのなら何となく編入するのではなく、なぜその大学で、なぜその学部・学科なのか自分でちゃんと説明できるようにしておきましょう。

 

【まとめ】

いかがでしたか?大学を中退した後でも条件さえ満たせば別の大学へ編入は可能です。

 

その際、志望大学の編入条件や試験内容、編入する理由・目的などをしっかり把握しておきましょう。

 

将来の夢の実現のために編入が必要なら、きっとうまくいきます。

 

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事も、楽しみにしておいてください。

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この記事を書いた人

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