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大学のレポート作成に手を焼く学生は多いと思います。
もし、有料でレポート作成をやってくれる業者があれば、皆さんはお願いしますか?
「うーん…」と少しでも悩んだ学生は注意が必要です。
今回は、レポート代行業者の注意点について紹介します。
皆さんも一度は「レポート代行」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
レポート代行業者とは、その名前の通りお金を払ってレポートや卒論などをやってもらうサービスのことです。
基本的な流れとしては、テーマや内容、分量、納期などを指定したメールアドレスに送り、その後やり取りをして契約完了になります。
業者によって異なるものの、卒論ではだいたい1週間程度、レポート作成では2、3日のところが多いようです。何も業者だけじゃなく、個人で依頼を承っているところもあるようです。
少し前、このレポート代行業者の登場に大きな波紋が広がりました。
混乱のないようにしたいので先に結論を言いますが、レポート代行業者に頼むのはよくありません。
たくさんのリスクがありますし、そもそもレポート作成で養わられる知識が全く身につかないので、何のために大学に行っているのかわかりません。
レポート代行業者による罠は後で詳しく解説します。
大学のレポートや卒論といえば、大学生のコピー&ペーストがよく問題になります。
インターネットや書籍の内容をそのままコピーしてレポートを仕上げるので、自分のレポートではないですし、著作権などに引っかかります。
当然ながら、コピー&ペーストしたレポートは見つかれば評価対象外になり、単位はもらえません。
一学生としてやってはいけない行為です。
ただ、このレポート代行業者はこのコピー&ペーストをはるかに上回る ‘’丸投げ’’ 状態でさらに悪質だと思います。
そのため、文部科学省も「事実だとすれば、到底認められない行為」とし、インターネット検索大手のGoogleも「こうした代行は不正行為にあたる」とし代行業者のインターネット上の広告掲載を禁止する方針です。
ちなみに、このようなレポート代行業者は業者によっては文字単価を5円に設定しているところもあり、文字単価5円というと2000文字のレポートなら、それだけで10,000円です。
たくさんのリスクがあるレポート代行業者に10,000円を支払ってレポート作成してもらうのが、高いか安いかは大いに想像できると思います。
文部科学省やGoogleなど、世間一般的に許されない行為として認識されているレポート代行ですが、気になる大学側の見解はどうなのでしょうか。
大学側はこのような卒論やレポートを他人に書いてもらう行為は「決して許されない」としており、断固として反対です。
反対なのは当たり前のことで、実際、大学側はこれまで具体的な事例がないためはっきりした処分内容などは発表していませんが、もしこのような行為をすれば単位はもらえないだけじゃなく、除籍になる可能性もあると一部では言われています。
大学の教授はこれまでに何万以上もの学生のレポートを見てきています。もしコピー&ペーストすればすぐにわかりますし、代行業者に頼んでも容易にわかるでしょう。
大学のレポートは、論文を書くための最高の練習の場。また、社会に出てからもレポート作成があるので、学生のうちに必要な知識や能力を身につけておきたいものです。
そのためにも、コピー&ペーストはNG、レポート代行業者にお願いするのは問題外だと言えます。
自分の将来の目的・目標に向けて、日頃の授業、そしてレポート作成に一生懸命取り組んで必要な知識をしっかり身につけてください。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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