SPIを導入する企業の狙いは2つ

2018年05月11日

 

 現在では、多くの企業が適性検査として取り入れる「SPI」ですが、企業の目的は一体何なのでしょうか。

 

その企業の狙いをしっかりと把握しておくことで、効果的な対策法が見えてきます。

 

いくつかある企業の狙いから、特に重要とされる2つをご紹介します。

 

【受験者数180万人を超えるSPI】

リクルートによると、SPIの年間の受験者数は、180万人を超えており、「SPI」、「SPI2」、そして現在では「SPI3」が主流となっています。

 

SPIは、受験者の適正能力を測定する試験ですが、今では就活=SPIという感じで多くの大学生が就活時に取り組むべきものと認識されています。

 

SPIには、性格を測定する「適性テスト」と、言語分野と非言語分野から構成される「能力テスト」の2つに分かれており、能力検査では、基本的な内容が多いものの、案外算数などの基本的な内容を忘れているため、勉強の準備に手こずるという学生も少なくはありません。

 

そんなSPIを導入する企業が増えている現在、就活をする学生にSPIは欠かせないものとなっています。

 

では、企業がSPIを導入する本当の狙いとは何なのでしょうか。

 

≪企業の狙いその1:最終面接に向けて≫

 

一般的に、就活をする際、一次試験や二次試験、最終面接というように、徐々に人数が絞られていきます。

 

企業によっては、それ以上あるかもしれませんが、面接を重ねることで受験者がどのくらい企業に適しているかを判断します。

 

そして、一次試験や二次試験では、就活生の能力を重視して選考を行いますが、最終面接まで進むと、自社とどのくらいマッチングしているかを判断します。

 

どんなに能力が優れていても、企業とミスマッチなら、落とされる可能性があるので、企業側としてはいかに自社とマッチした優れた人材を選ぶかがか大切になるのです。

 

そこで、SPIには性格テストがあるので、そこである程度、どのような長所や短所があって、企業とどのくらい適合するかを判断しています。

 

確かに、数回の面接だけでは、その就活生の本当の性格などはわかり得ないですよね。

 

能力テストであれば、ある程度勉強して準備をすれば、結果は出るかもしれませんが、性格テストでは、どんなにその企業で働きたいからと嘘をついても、そのあとの信用問題に関わってくる可能性があるので、正直「縁がなかった」と思うしかありません。

 

ただ、就活生側からしても、実際に働いてからミスマッチで辞めることになるよりは、早めに判断してもらった方が、両者にとって良い結果になるかもしれません。

 

≪企業の狙いその2:最終的な合否の判断材料≫

 

企業は、たくさんある応募の中から、時間と費用をかけて採用活動を行っています。

 

少しでも優秀な人材を確保しようと、企業側も当然ながら必死なのです。

 

そこで、企業は少しでも時間や費用の効率性アップのために、SPIである程度就活生の能力を見て合否を決めています。

 

最終的な合否を出す前に、SPIの結果や面接での内容をもとに、どれほど自社にマッチするかを判断しています。

 

「その1」と若干似ていて、企業の優秀な人材を効率的に確保したい、という気持ちがわかります。

 

これからもわかるように、SPIでは、基本的に性格をみるテストの方が重要視されているのです。

 

面接では、多くても1時間程度しか時間を使うことはできません。その短時間で、その就活生が将来、自社で活躍してくれる人材なのかを見抜くのは容易ではありません。

 

その人間の特性がわかることで、企業にとっては入社後のフォローや配置にも役立てることができるというメリットもあります。

 

【企業の狙いからみえてくる対策】

 

SPIでは、性格テストを重視していることがわかりました。ただ、先に述べたように、性格はその人の特徴なので、偽って就職活動をする意味はありません。

 

そこで、対策が難しい性格テストよりも、少しでも高得点を狙える能力テストでしっかりと結果を残すことで、他の就活生よりも一歩リードすることができます。

 

能力テストでは、算数や国語、英語など、非常に幅広い分野から出題されます。

 

まだ、就活まで時間のある学生は、今から順番に対策していけばいいですが、もしあなたが3年生や4年生とあまり時間がない場合、高得点を取るために得意分野で勝負することを覚えておきましょう。

 

自分の得意分野で1点でも2点でも多く取ることで、他の学生との競争に打ち勝つことができます。

 

【まとめ】

いかがでしたか?

 

今回は、企業がSPIを導入する理由について紹介しました。1、2年生は早めから、3年生以降の学生は、効率性を優先して準備してきましょう。