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大学を卒業してさらに進学すると、多くの人は大学院に行くことになります。
大学院というキーワードだけだと理系の研究者をイメージしがちですが、文系にも様々な分野に大学院が設置されています。
ここでは法律、経済、社会の代表的な3つの分野の大学院について解説してみましょう。
法律系の大学院の特色は、なんといってもロースクールです。
ロースクールは弁護士や検事などの法律職を目指して、学部時代からさらに研鑽を積む場所です。
司法試験は極めて難易度の高い国家試験ですから、学部を卒業したくらいではまだまだ勉強が足りないのです。
かつては優秀な学部生が在籍時に司法試験に突破してしてしまうケースもありましたが、今は制度が代わり、ロースクールを修了することが司法試験を受験する大前提となっています。
法律系にはもちろん従来通りの大学院も存在し、こちらは概ね将来的な研究職を目指す大学生が進学していきます。
研究職でなくとも法律を学んだ学生は様々な業界でニーズがあるので、一般企業の法務系の部署へ就職する人もいます。
経済系の大学院の特色は、より専門的で実践的な理論を学び、経済のエキスパートを目指していることです。
複雑で時に数学的なスキルも求められる経済の専門家は一般企業でも重宝されるため、企業の財務・経営部門へ就職する人もいれば、企業買収や経営全体へのアドバイザーを務めるコンサルタントになる人もいます。
独立志向の高い大学生も少なくなく、経営者を多く輩出しているのも経済系の大学院の特色です。
文系の大学院の中では、最も一般企業への就職が多い分野かもしれません。
民間のシンクタンクなどに勤め、大学院卒業後も更に研究に没頭していく人もいます。
社会学系の大学院の特色は、学問分野が幅広いことが挙げられます。
社会系と一口に言っても文学から心理学、教育学などを含む場合もあり、修めることができる学問の幅は、大学院ごとに大きく異なります。
学ぶ学問も分野によって大きく異なりますが、特徴の1つとして学部時代に比べてフィールドワークが多いことが挙げられるでしょう。
実際の社会の動向や文化を研究する学問系統でもあるので、現実社会に出て行って各種の調査やデータ収集に奔走し、それを元に理論や分析を加えていく分野なのです。
そして卒業後も人によって大きく進路が違います。公務員になる人や先生になる人、研究職に就く人、一般企業に就職する人など多様な出口があるのも社会系の大学院の特色と言えるでしょう。
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