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道をひらく(大学生にお勧めの本)

 

松下幸之助と言う自分物をご存じでしょうか。

 

松下電器(現パナソニック)の創始者であり、大人物として知られています。

現在でも数多くの経営者から尊敬されており、まさに戦後日本の成長を支えた人物と言えるでしょう。

 

本書は、PHP研究所の機関紙「PHP」の裏表紙に、これまで連載してきた短文の中から抜粋してまとめられたものです。

 

そのどれもが、社会・個人の繁栄を実現するために必要な彼の哲学がつづられており、参考になることばかりです。

松下幸之助は会社の経営者でありましたが、会社の発展ばかりを考えるビジネスマンではなかったのです。

 

人の充実が会社の発展につながり、会社の発展が国の発展につながると考え、人間が成長するための生き方・哲学について深い考察を残しています。

 

今回は中でも特に心に響くであろうメッセージをピックアップしてご紹介します!

 

 

  • 目次

    運命を切り開くために~素直にいきること~

 

松下幸之助は、素直に生きることの重要性を説きます。

 

松下は言います。

逆境と言うのは尊いものだと。

 

なぜなら、過去の偉大な人々は皆逆境にもまれながら不屈の精神で生き抜いてきたからです。

 

逆境は人を成長させてくれますよね!

 

松下幸之助は、こうも言います。

 

逆境ばかりを尊び、逆境でなければよくないと考えるのは間違いで、順境もまた尊いのだと。

 

要するに、逆境であれ順境であれ、その与えられた境涯に対して素直に生きることが重要なのです。

 

素直さを失うと、逆境は卑屈をうみ、順境は自惚れを生んでしまいます。

せっかくの成長のチャンスを、みすみすのがしてしまうのですね。

 

“素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。”―P13, L6

 

 

  • 日々を新鮮な心でむかえるために~なぜと問うこと~

 

“なぜ”と素直な心で問うことが、成長には大切です。

 

こどもは熱心で私心がなく、一生懸命です。

 

そんな心で“なぜ”と問うので、成長のスピードが大人にくらべて段違いに早いのです。

 

そして、思わぬところで物事の本質をつくと松下幸之助は言います。

 

では、大人はどうでしょうか。

 

大人もこどもと同じ心で“なぜ”と問わねばならないと言います。

 

それを見失って、今日は今日、明日は明日と生きていけば、その人の進歩は止まってしまうでしょう。

 

“繁栄は、“なぜ”と問うところから生まれてくるのである”―P47, L10

 

 

  • ともによりよく生きるために~人間だけがもっていること~

 

人間だけがもっているもの、それが道徳や道義です。

 

この世の中は、人と人との信用の上で成り立っているといっても過言ではありません。

 

最近ビジネスの世界では、信用がお金になるということが叫ばれていたりします。

お金を稼ぐためにはまず信用を稼ぎ、そこで積み上げた信用をいかにお金に変えていくか、ということです。

 

松下幸之助は、もちろんビジネスの世界だけでなく、人間の世界すべてにおける事象を指して言っています。

 

友人との待ち合わせの時間の約束や金銭物品の貸借の約束、そして社則や法律に至るまで、この世界で円滑に生きるためには、信用が欠かせないのです。

 

この信用は、人間の精神の高まりを示す1つのバロメータであり、これが道義とか道徳につながっていきます。

 

自分に都合が悪くなったからと言って、平気で約束を破っていませんか?

これでは動物の世界とかわりませんよね。

 

あなたの人生の成功は、1人では成立していません。

人と人との信用の上に、花開くのです。

 

 

  • 自主独立の精神をもつ~後生大事~

 

ものごとを極めるためには、それに没入することが絶対条件です。

 

その人に能力があるか否かは関係がないのです。

 

むしろ、賢い人と言うのは失敗しがちであると松下幸之助は言います。

 

それは、賢い人は批判が先に立って仕事等に没入できないからです。

逆に、「バカのひとつおぼえ」と言われるくらい1つのことに熱中する人は成功しやすいと言います。

 

一心不乱に取り組むのです。

後生大事に打ち込むのです。

 

これは最近でも多く言われることですよね。

ホリエモンこと堀江貴文さんも、とにかくハマれ!ということをいろんなメディアで発言されています。

 

松下幸之助はそのおよそ半世紀も前にそのことを見抜いていたのですね!

 

 

  • 国のみちをひらくために~信念~

 

昔の商人は“店是とのれん”を大事にしたと言います。

 

つまり、店の信念を曲げないということです。

 

時代は移り変わります。

人の考えも移り変わります。

 

しかし、信念に生きることの尊さは変わらないと言います。

 

そこを曲げてはいけません。

為政者に信念がなかったら、国はつぶれてしまいます。

経営者に信念がなかったら、会社はつぶれるのです。

 

個人で見た時にも、自分の行動には信念をもっていきたいものですよね!

 

 

  • おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

松下幸之助がいかに人間と言うものを考えていたかがわかりますよね。

 

仕事人である前に、人間として成長することが大事。実行は難しいかもしれませんが、非常に深い言葉ですね。

 

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