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大学生の子どもを持つ保護者の方の中には、子どもから「休学したい」と相談されることもあるかもしれません。
勉強に関してや私生活、将来の不安など何かと理由があるはずですが、休学を決意する前に知っておくべきことがあります。
今日は、そんな休学をする前に把握しておくことについてまとめましたのでぜひ最後までお読みください!
大学の休学といっても、その意味や仕組みを明確に把握していない人も少なくありません。
休学というのは、その名の通り、大学を休むことです。
ただ休むだけでなく大学に在籍したまま休むことになります。
休学が可能な上限期間というのは、各大学により異なりますが基本的には上限2年間としている大学が多く、
休学中の学費については国立大学では全額免除にするところもあれば私立大学は一部支払うケースなど様々です。
体調の不安や長期インターンシップ、長期留学などの理由で休学を選択する学生がおり、ここ最近新型コロナの影響もあってか休学をする人が増えているといわれています。
休学をする際は決められた期限までに申請を行い、休学許可をもらうことになります。
実は、休学する学生が増えているのには他にも理由があって、現在、国立大学などでは定められた期間に休学届を提出することで基本的に休学中の学費は全額免除になるなど、
休学費用が下がってきているのも理由の1つに挙げられるでしょう。
休学したくても授業料などお金がかかればなかなかできないものです。
そして、実際に大学を休学すると決めたら休学申請を行わなければいけません。
これも休学期間の上限と同じで大学によって様々ですが、一般的には休学する1~2ヶ月前までに申請することが多いです。
申請時期に間に合わないと手続きできないので時間に余裕を持って計画的に準備したいものです。
休学をする際に気になるのが大学で奨学金を利用しているパターンです。
休学をして大学に行かず授業を受けていないので奨学金をもらうことはできず、休学期間中の受け取りを休止して復学後に再度受け取られるよう申請する必要があります。
この手続きを知らずにやらない人もいますが非常に大切なので頭に入れておいてください。
休学をするために提出する休学届には、
・学籍番号
・氏名
・期間
・休学理由
・本人の印鑑、または自署
・保証人の印鑑、または自署
のような内容を記載し、保証人は保護者の方になる場合が多いでしょう。
また保証人の印鑑も必要なので、親に黙って休学するというのは基本的には難しいと思います。
そして、体調不良など休学理由によっては医師の診断書など別途必要な書類も求められるので注意してください。
休学届を出した後は学部主任やゼミ教授と面談を行い、休学届の内容に沿って話をして認められたら正式に大学に休学届を提出できます。
ここで許可が下りたら休学ができるようになります。
実際に休学して大学に戻る際には、基本的に休学期間が終われば自動的に復学となるケースがほとんどです。
ただ大学によっては復学届を提出する必要があるところもあるので、ここは各自調べておきましょう。
今日は、大学を休学する際に知ってきたいことについて紹介しました。
休学をする理由は子ども自身それぞれでしょうが、手続きや注意点をしっかり把握しておかないとあとで後悔することになるかもしれません。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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