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「大学の理系学部」と聞くと、おそらく多くの人が難しそう…や大変そう…というイメージを持つかと思います。
もちろんその学部や学科などによりその大変さは異なりますが、一般論でいうと文系学部よりも忙しいことが多いでしょう。
今日の記事では、そんな理系の様子、実験やレポートなどについて詳しくご紹介します。
理系といえば、実験です。白衣を着て毎日実験をしている印象がありますが、実験の頻度や時期というのは大学や属する学部や学科によります。
多いところだと毎週何かしらの実験があったり、1年生の間は実験がなかったり様々です。
理系の実験の内容は、講義や教科書などで勉強する内容を使い実際に実践してみるとどうなるのかを検証するものが多く、非常に興味深い内容になります。
理系の実験では予習や事前学習が多いのも特徴で、特に1〜2年生で行う実験は大学側が決めたものになることが多く、大学が作ったテキストに従って実験が行われます。
実験内容を事前にしっかり把握しておくために事前学習が求められ、これをしないと実験を受けられなかったりもするようです。
そして、理系の実験ではグループで1つの実験を行うのが多く、学生の中にはもちろん相性というものがあります。
自分と合わない人と組むことになるとそれだけで大変ですし疲労します。しかし、実験を進めなければ何も始まりません。
ここからは理系の実験の大変な他のポイントについて見ていきましょう。
理系の実験というのは将来的に研究する際の練習の機会です。研究者は研究を行った後に論文を書いてそれを発表します。
そして「口頭試問」というものがあり、行った実験について教授から口頭で質問を受けそれに対して回答する試験のようなものがあります。
これが難しくて、しかも教授により質問の難しさが異なるので苦労する学生も多いようです。
実験を行うとそれについての実験レポートがあります。
綿密な決まりに沿って書かなければいけなくこれに手を焼く学生も多いです。
理系の実験レポートでは、実験を行いその内容についてまとめます。
例えば、実験目的、実験で用いられる公式や現象の説明、実験方法や器具、考察や結論などで学部や学科により異なりますが一般的には量が多く時間がかかります。
理系の実験レポートについては「理系学生向け実験レポートの書き方」を参照ください。
公式や現象の説明などは配布資料に載っていることが多いのでそれを記載してもいいですが、授業によっては手書きのみの場合もあるのでかなりの労力が必要になります。
そして、考察を書くにあたり参考文献も必要になるので大学の図書館などを利用します。
ネット上の情報でも構いませんが内容によっては書き換えられていたり、信憑性に欠けるものもあるので一次情報や政府公認のサイトから参考するようにしましょう。
個人ブログやWikipediaは必ずしも正しい情報ではないので注意が必要です。
初めて実験レポートを書く学生はどのように書けばいいのかわからないかもしれませんが、そんな時はすでに経験した先輩が書いたレポートなどを参考にするのがいいでしょう。
今日は、理系の実験やその実験レポートについて解説しました。
理系学生にとっては非常に大変で中身の濃い実験やレポートですが、これを済ませないことには進級そして卒業はできません。
正しく学んで、正しく取り組めるよう日々努力しましょう。
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