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大学に入り理系学部や数学を勉強するとなった時に、自分自身で教科書を読んで理解するという作業が必要になることもあるでしょう。
その際、どのように何に気を付けて読めばいいのか、意外と知らない学生も多いので、今日は大学レベルの数学の教科書の読み方、注意点について解説しようと思います。
理系の学生や文系でも数学の知識が必要な人などはぜひ最後までお読みください!
大学で数学を学ぶ際に、いろんな教科書を使うこともあるでしょう。
授業で指定されたものや自ら図書館などに行って分野ごとの教科書を探したりするでしょうが、教科書を読む最初の頃は理解できることが多くても読んでいくうちに次第に理解できなくなりやめてしまうという学生も多いです。
また理解できないため「この教科書は自分には合っていない」「難しすぎる」と認識してしまい、次から次への教科書を利用し続けることになります。
ただ覚えておいて欲しいのは、どの教科書でも基本的な内容というのは同じで、それを違う角度から説明したりアプローチしているのに過ぎないのです。
では、教科書を次から次へと利用し続ける末にどうなるか、例えば、線形代数について勉強していたとしましょう。
教科書1→教科書2→教科書3と渡り歩き、「この教科書は自分には合っていない」「もう線形代数を勉強するのはやめよう」という結果になってしまうのです。
そのため、その分野の苦手はいつまで経っても解消されず、これらの分野が積み重なりどんどん数学に遅れをとってしまうことになります。
じゃあどうすればいいか、それは明白でなるべく1つの教科書をやり込むことです。
いろんなものに手を出すと結局何が大切で、何を学ぶべきかその目的やゴールが見えなくなり、その分野を嫌いになり末には数学が嫌になるということにもなり得るのでどれか1つ又は多くても2つくらいに絞って勉強することをおすすめします。
特に様々な教科書に手を出した経験があり、うまくいかなかった人は尚更このやり方を覚えておいてください。
その理由としては、いくつかありますが大きく2つ。
まずは、先に述べた通り、どの教科書でも書いてある内容というのは同じです。
それを説明するために独特のアプローチ法だったり多少癖があったりする場合はありますが、内容としては大きく異なることはありません。
いろんなものを読んで混乱するくらいなら最初から絞った方が効率的です。
また、教科書によっては説明の仕方が違ったり、たまに使う記号や定義が違ったりすることもあります。
そのため別の教科書を使うことで内容としては同じでも混乱してしまうことがあるでしょう。読みやすい勉強しやすそうな教科書を1つ選び、それを徹底的に理解することが数学理解への近道といえるでしょう。
いかがですか?今日は、大学数学の教科書を読む際の注意点についてでした。
読み込む際はどれかに絞ってそれをやり抜くことが大切、ただ選定段階ではいろんな教科書を手にとってみてどれが理解しやすそうかどれが自分に合いそうかを比較検討することは問題ありません。
図書館にもいろんな教科書が置いてあると思うので、一度訪れてみて最適なものを見つけてみましょう。
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