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世界に誇る日本の物理学者

 

物理に興味があるないに関係なく誰もが知っているであろう物理学者の「アインシュタイン」。

 

彼は「20世紀最大の理論物理学者」と呼ばれ、様々な発明的理論を生み出しました。

 

彼の他にも世界には有名な物理学者がいますが、ここ日本にも世界に名を轟かせるすごい物理学者がたくさんいます。

 

今日は、そんな世界に誇る日本の物理学者について解説しようと思います。

 

物理に興味がある人から文系の人まで興味本位で読んでください!

 

目次

【日本の物理学者】

 

 

ここで紹介するのは日本国籍、日本生まれ、日本にルーツを持つ物理学者です。

 

2000年以降、日本人のノーベル物理学賞の受賞者は6人になります。

 

順番に解説します。

 

≪2002年:小柴昌俊≫

 

小柴昌俊さんは、高校時代は成績が非常に悪かったといいます。

 

彼は原子・陽子・中性子などの核よりももっと小さい素粒子のニュートリノを発見した科学者で、

 

このニュートリノは太陽系外で見つけられ、あらゆる物質の間を通り抜ける性質を持っています。

 

≪2008年:小林誠≫

 

愛知県名古屋市出身で、幼くして父を亡くした小林誠さんは母親の伯父にあたる海部家に住み従兄らと共に暮らしました。

 

後に紹介する益川敏英さんや南部陽一郎さんと共にノーベル物理学賞を受賞しました。

 

彼は「検定教科書は必要最低限が書かれるが、これは読む気を失わせる、もっとストーリーが必要」と教科書への苦言を残しています。

 

≪2008年:益川敏英≫

 

小林誠さんと共同開発した「小林・益川理論」によりノーベル物理学賞を受賞しました。

 

小林誠さんとは名古屋大学で出会い、益川敏英さんは学生の頃から議論が大好きだったといわれています。

 

そのせいもあり「いちゃもんの益川」という名称がつけられました。

 

≪2014年:赤崎勇≫

 

割と最近の出来事ですが、2014年には青色LED発明の鍵となる窒化ガリウムの研究を進めノーベル物理学賞を受賞しました。

 

窒化ガリウムについてはこれまでにも多くの研究者が取り組んできた内容でしたが、彼は別でした。

 

赤崎勇さんは京都大学に進み学生時代は寺社巡りや山歩き、クラシック鑑賞をするのが趣味だったそうです。

 

≪2014年:天野浩≫

 

彼も青色LEDの実現に貢献した物理学者です。

 

天野浩さんの研究テーマはp型ドープというもので、これが青色LEDを実現するために必要でした。

 

天野浩さんは静岡県で生まれ名古屋大学大学院工学研究科を卒業しており、修士課程修了後には就職を考えたものの教授であった赤崎勇さんから高い評価をもらい博士課程に進学しました。

 

小学校時代はサッカーやソフトボールなどに夢中で、サッカーではゴールキーパー、ソフトボールではキャッチャーを任されていたそうです。

 

天野浩さんは楽観的で温厚な性格のようです。

 

≪2015年:梶田隆章≫

 

彼はニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見でノーベル物理学賞を受賞しました。

 

梶田隆章さんは埼玉県生まれで、もともと自然が好きなわけではありませんでしたが、とにかく読書をするのが好きだったようで両親にも「お茶の水博士になりたい」と話していたそうです。

 

中学時代の身長が150cmほどでしたが、高校に入学してから急激に伸びて180cmを超えるようになりました。

 

【まとめ】

今日は、世界でも知名度の高い日本の物理学者について紹介しました。

 

理系で物理に興味のある人は知っていたという人もいるかもしれませんが、彼らは世界に誇る日本の宝です。

 

元から天才だったわけではなく惜しみない努力によってその称号を勝ち取っています。

 

努力が決して無駄にならないということが証明されています。

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