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大学物理学科卒業後の進路は?様々な分野で活躍する物理学科の学生

 

様々な種類のある大学の学部や学科、その中の1つに今回紹介する物理学科があります。

 

物理学科はご存知の通り理系学問で、自然現象を実験的、理論的に研究する学問です。

 

今日は、そんな物理学科を卒業する学生はどのような進路に進むことが多いのか、そしていろんな分野で活躍する物理学科の可能性について解説します。

 

これから大学生になる方や、すでに物理学科に在籍している学生などはぜひ参考にしてください。

 

目次

【大学の物理学科を簡単に解説】

大学の理学部などにあることが多い物理学科ですが、物理学科は簡単にいうと冒頭でも述べたように自然界に存在する物質や現象を理論で裏付ける学問です。

 

それにはたくさんの実験や演習が必要になり、数学や量子学などを用いて解明する理論物理学、素粒子の性質などを研究する素粒子物理学や宇宙の構造などを調べる宇宙物理学など様々な種類があります。

 

高校まで物理が好きだった人や自然現象に疑問を持ってより深く知りたいという人に向いている学問といえるでしょう。

 

物理学科では基本的にまず、力学、電磁気学、量子力学、統計力学、熱力学などをメインに学び学年が上がるにつれてより専門的な研究を行います。

 

【大学物理学科卒業後の進路は?】

専門的な内容を学ぶ物理学科を卒業する学生は、どのような進路に進むのでしょうか。

 

中でも人気の就職先として挙げられるのはやはり教員です。近年は少子化が進み教員採用数も減少傾向にあるのでそう簡単に教員にはなられないかもしれませんが、以前から物理学科卒業後の人気の進路先といえるでしょう。

 

その他に、他の学部の学生と同様に一般企業に就職をする学生もいます。例えば、電機や精密機械などの業種に加え銀行やサービス業などです。

 

IT化が進む現代の流れに沿ってIT関係の業界からの求人も増加傾向にあります。

 

≪大学院に進む学生の割合≫

 

物理学科は理学部の他学科と同じように研究者を目指し大学院に進学する学生も多いです。

 

東北大学の理学部のデータになりますが、理学部卒業生の実に85%が博士課程前期に進学しており博士課程後期への進学率は30%程度です。

 

東北大学は全国に比べても高い数値になっており、各大学によって進学率は異なりますが、それでも多くの学生が進学しているというのがイメージできると思います。

 

【多岐分野で活躍する物理学科出身の学生たち】

 

 

物理学科という専門性を生かした仕事に就く学生が多いですが、サービス業などであっても顧客に対する商品説明などで数学の知識を使ったり、新たな商品を仕入れたり開発する際にも理系分野の知識が必要になることもあります。

 

そのため、専門的知識を持つ物理学科の学生は社会のいろんな場所で求められており、その知識は非常に役に立つことがあります。

 

【まとめ】

いかがでしたか?今日は、大学の物理学科卒業後の進路と幅広い分野で求められる物理学科の立ち位置についてでした。

 

多くの学生が大学院へと進学する物理学科ですが、一般企業や教員などになるケースもあります。理系の専門的な知識は今後の社会でも求められるものになるでしょう。

 

では本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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