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大学では、基本的に4年間で128単位を取得すれば卒業できます。
1年間ごとに考えると単純計算で32単位になり、学生は計画的に単位を取っていく必要があります。
しかし、学生の中には単位を落としてしまう人がおり、努力した結果落としてしまった人、努力せずに怠けて落としてしまった人など様々です。
今日は、大学で単位を落とす意味について解説します。
単位数が取られなく卒業できないだけでなく、いろんなデメリットがあります。
学生のうちは気づけないようなこともありますので、最後までお読みください。
「大学」と一概にいっても、それが理系なのか文系なのか、国立大学なのか私立大学なのか、どの科目なのか、教授なのかなどその詳細は異なります。
同じ大学の同じ科目であっても教授によってその授業の難易度は異なるくらい、一般論でまとめるのは難しいほどですが、大体、全体の学生の30%ほどが単位を落としているといわれています。
結構多い数字という印象であり、理系学部などになればもっと数値は高いかもしれません。
「そんなに多くの人が単位を落としているのならいいのでは?」
と思う人もいるかもしれませんが、具体的に大学の単位を落とすことでどのようなデメリットがあるのでしょうか。
順番に解説します。
まずは、当たり前ですが、単位数を取られないことです。
これは単位の数字だけでなく、単位数が足りなくなるということは進級できなかったり卒業できなかったりします。
そうすると、社会に出るのが遅れるだけでなく、在学中に他の学生よりも多くの授業を後々履修することになり、就職活動や資格取得への勉強など大学の授業以外の大切なことに時間を使えなくなります。
友人との楽しい遊びの時間も同じでしょう。
そして、大学では自分でスケジュールを管理して授業に出て、計画性を持って試験に臨む必要があります。
出席をしなくても教授や大学は何もいわず、ただ単位を落とすだけです。
ここで求められるのは自己管理力で、これは社会に出てから特に重要視されます。
重要視というよりはないとやっていけないほど必須であり、不十分だと大学を出てからかなり苦労をすることになるでしょう。
例えば、仕事に遅刻しないようにしっかり寝ること、起きること、生活習慣を正して万全の状態で勤務すること、仕事中は自分の業務に責任を持ってこなすこと、能力を上げるために勤務外でも資格など勉強をすることなど、社会人としての自己管理というのは最低限身につけておくべきものです。
「社会に出てから養ったらいいのでは?」
と安易に思っている人は要注意です。
人間、練習(大学)でできないことは社会という本番でもできません。
スポーツをやったことがある人はよくわかるでしょう。
今の大学生というある意味失敗が許される段階で練習しておき、その能力を身につけておくことで社会に出てからの苦労を少しでも減らせます。
今日は、大学生にとって単位を落とすことのデメリットについて解説しました。
単位を取るために、どの授業を履修して、試験やレポートなど課題をどのようにこなすか、毎日出席できるように日常生活を改善したり、勉強で疲れた際の疲労回復方法をしっかり把握しておくなど、自分を管理する方法を今のうちに学んでおきましょう。
それが卒業後にも役に立ちます。
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