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大学の薬学部に通う多くの学生は、将来、薬剤師を目指しているかもしれません。
そのために受験に向けて一生懸命勉強をし、薬学部という難易度の高い学部に入学をしたことでしょう。
しかし、大学の「薬学部=薬剤師」ではなく、学生の中には当然ながら他の職業に就く人も少なくありません。
そこで今日は、薬学部の学生が(又は卒業後)取得できる資格について解説します。
「資格」というものは、持っているだけで有利に働くことがあります。
それは特に大学生にとって就職活動やその後の転職活動時で、同じ能力の2人がいたら資格を持っている人の方が採用担当からの印象はよくなる傾向にあります。
実際、大学生の資格に関するある調査によると実に90%以上の学生が何らかの資格や検定を取得しているというデータがあり、かなりの数だと思います。
中には、20個以上の資格を持っている学生もおり、大学生にとって資格というのはなくてはならない存在ともいえるかもしれません。
薬学部の学生にとっての資格といえば、おそらく誰もが「薬剤師」と回答するかもしれません。
でも、薬学部であっても資格はそれだけではありません。
順番に解説します。
前提として、詳細は各大学や学部学科によって異なる可能性がありますので、あくまでも参考程度にしてください。
もし資格取得について興味がある人は、各自大学に問い合わせてみるといいでしょう。
これは薬剤師であれば取得できる資格で、輸入食品などの監視業務を担当します。
港の倉庫などに行き現場検査や検体などの採取も行います。
食品衛生監視員は専門職ですので合格率は38%と比較的難しい資格といえます。
「放射線取扱主任者」も薬剤師であれば取得可能な資格です。
放射性同位元素あるいは放射線発生装置を取り扱う際に、放射線障害防止のための管理や監督を行う者で、第1種放射線取扱主任者試験の全国合格率は大体28%と難しいです。
文部科学大臣が認定する国家資格になります。
「抗精神薬取扱責任者」は、向精神薬の研究を行う機関やそれを使用する病院や薬局の医療機関などで、向精神薬の取り扱いにおける責任を持つ者を指します。
向精神薬が安全に使用されるよう、不正利用されないように管理や指導を行います。
薬学に関する知識がかなり問われます。
「薬局管理者」は、薬剤師でなければできない資格(業務)です。
名前の通り、薬局やドラッグストアにおいて現場の責任者として薬剤師業務に加え医薬品の在庫管理や品質管理、薬剤師への教育などを行う者を指します。
薬局管理者になるための要件は「薬局での5年以上の実務経験」と「認定薬剤師の資格」で、薬局によっては様々な商品を取り扱うので非常に幅広い知識が求められるでしょう。
これは主に4年制の薬学部で取得できるもので、所定の科目の単位を取得することで高校や中学の理科の教員免許を取られます。
将来、学校の先生になって子どもたちに学問の面白さを伝えたいという人に向いている仕事です。
これも4年制の薬学部などで取得できるもので、これがあると消防法に定められている第1類~第6類までの全ての危険物の取り扱いや定期点検、保安の監督ができます。
合格率30%少しとこれも非常にレベルの高い資格になります。
今日は、大学薬学部の学生が取得できる資格について解説しました。
ここで紹介した他にもたくさんありますが、知名度があり人気があるものを中心にまとめました。
英語関連など大学生であれば取得しておくべき資格や検定もいろいろありますので、あなたもぜひ資格や検定の勉強に励んでみてください。
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