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【大学レポート】日本人が間違えやすい日本語まとめ

典型的な日本人

 

日本人なら日本語をパーフェクトに話せる?

 

いいえ、決してそうとは限りません。私たちが普段使っている日本語には正しいようで間違っているものが結構あり、特に大学レポートや卒論では普段以上に気をつけなければいけません。

 

今回は、そんな日本人が間違えやすい日本語をいくつか紹介します。レポート作成時の参考にしてください。

 

目次

【正しいようで間違っている日本語は数多くある】

日本語は世界でも最も難しい言語の1つと言われることがありますが、日本語を母国語とする私たちでも「あれ、これ何て言うんだっけ?」ということがよくあります。

 

また、日本人が日常的に使っている言葉でも文法や使い方など実は間違っているものもたくさんあります。

 

例えば、「あとで後悔する」という言葉。日頃よく使いますが、これは厳密には間違った日本語なのです。

 

後悔は「後になって悔やむこと」という意味なので、「あとで」とつける必要はありません。意味の重複になってしまうのです。

 

ここからは、レポート作成に役に立ちそうなものを中心に間違った日本語をいくつか紹介します。

 

【日本人が間違えやすい日本語】

≪血と涙の結晶≫

 

努力や忍耐を表現する言葉で日常でもよく使います。

 

実は、これは間違えで正しくは「血と汗の結晶」です。冷酷を意味する「血も涙もない」とごちゃ混ぜになっている人がいますが、正しくは「汗」です。

 

≪にやける≫

 

「にやける」は、もともとにやけ(若気)を動詞化した言葉で男性に対して使います。そのため、女性に「にやける」は文法的には間違っているのです。

 

≪読み方に関する間違え≫

 

「依存心」は、他人に任せる精神を表す言葉で読み方は「いぞんしん」ではありません。

 

正しくは、「いそんしん」です。

 

あと出生率は「しゅっしょうりつ」ではなく正しくは「しゅっせいりつ」。

 

その他間違えやすいもの、
・続柄→ぞくがら×、つづきがら○
・漸く→しばらく×、ようやく○
・間髪→かんぱつ×、かんはつ○
・代替→だいがえ×、だいたい○
・一段落→ひとだんらく×、いちだんらく○
などたくさんあります。

 

レポート作成では読み方はそこまで重要ではないかもしれませんが、知っておいて損はありません。

 

≪書き方に関する間違え≫

 

スマホでテキストをする女性

 

レポート作成では特に気をつけたい書き間違えですが、スマホやパソコンなど機械で漢字を書くことが増えた現代ではこの書き間違えが起こりやすくなっています。

 

「興味深深」は正しくは「興味津津」。「津」は溢れるという意味で、「深」は静まり返るという意味なので言葉の意味を考えても誤りというのがわかると思います。

 

その他、「完壁」も間違えやすい漢字で正しくは「完璧」です。「ぺき」の下部分は「土」ではなく「玉」です。

 

おしゃれの「酒落」も間違えで、正しくは「洒落」。酒という感じになっていないか確認しましょう。

 

・せいせき→成積×、成績○
・ぶんせき→分折×、分析○
・うーろんちゃ→鳥龍茶×、烏龍茶○
など

 

≪話し言葉と書き言葉の違い≫

 

レポート作成でも間違えやすいのがこの話し言葉と書き言葉の違いです。

 

これらの使い分けで最も多い間違えが「ら抜き」で、文科省が発表する日本語に関するある調査によると10代の約8割がこのら抜き言葉を使っていることがわかっています。

 

例えば、「辛いものは食べれない」は文法上誤りで正しくは「辛いものは食べられない」です。

 

話し言葉では「食べれない」とら抜きで話すことが多いですが、書き言葉ではNGなので気をつけてください。

 

あと、「い抜き」言葉もよくある間違えです。

 

「野菜をしっかり食べてます」は×、「野菜をしっかり食べています」が正解です。

 

【まとめ】

いかがでしたか?今回紹介した他にも私たちが正しいと思って使っている間違った日本語はたくさんあります。

 

自分が普段使っている言葉が本当に正しいのか、よく調べてレポート作成を行いましょう。

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