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現在、大手企業だけに限らず多くの企業で採用されている適性検査「SPI」。
SPIには、数多くの問題があり、必要知識と同様にどのように時間内に素早く問題を解くかが重要になります。
この記事では、そんなSPIの時間配分のコツについてご紹介します。就活を控えている大学生の皆さんは、ぜひ参考にしてください。
SPIには、「SPI」、「SPI2」、「CAB」や「GAB」など非常に多くの種類があります。ここでは、多くの企業が採用しているリクルート社の「SPI」について解説します。
SPIの問題数は、その試験によって形式や問題数が異なります。
そのため、試験ごとの特徴をいかに押さえておくかが重要なポイントとなりますが、いずれにしても基本的に問題数はやや多めと思ってもらって構いません。
性格検査と能力検査の2つで構成されているSPI、テスト形式によって制限時間などは異なりますが、性格検査の問題数は共通しており約300問(30分〜40分)です。
能力検査の場合は、受験方式によって問題数は異なるものの、ペーパーテストでは言語約40問(30分)、そして非言語約30問(40分)なので、スピーディーさが求められます。
専用の会場に行って受験するテストセンターでの所要時間は、言語・非言語合わせて約65分を目安にしておくといいでしょう。
テストセンターの場合、やや試験時間が短くなるので、事前にしっかりと対策をしておく必要がありますね。
普段から、いかに本番を意識しながら対策をするかが重要です。ある程度の勉強をしたら、実際に受ける受験方式の所要時間を目安に、解いていく練習を行います。
スマートフォンのタイマーなどを活用して、インターネット上にたくさんの練習問題が公開されていると思うので、どんどん解いてみましょう。
普段勉強をする場所として、主に自宅が挙げられると思います。
ただ、自宅は一番リラックスして勉強できるところなので、試験当日を意識しながらあらゆる場所で対策をするようにします。
自分が普段慣れていない場所だと緊張して、いつもの力が発揮できないなんてこともあるので、日頃の対策から気持ちの面でしっかりと準備をしておきます。
場所慣れすることによって、本番でたくさんの応募者がいても、周りの雰囲気に負けることなく自分の本当の力が発揮できるようになりますよ。
時間がないからと回答しない項目を作るのはなるべくやめてください。というのも、SPIでは間違えた率はカウントしておらず、どのくらい正解できたかが鍵となります。
そのため、いかに多くの正解数があるかが合否の分かれ目となり、未解答になってしまうと、その問題は得点の対象にはなりません。
どんなに時間がなくても、適当でも構わないので何か選択するようにします。そうすれば、運が良ければ正解になるかもしれません。
問題全体を見渡して、何を得点源にしたいかを考えます。例えば、得意な分野から始めるなど幸先が良くなるように進めます。
そして、言語問題、非言語問題、それぞれのパートでどのくらいの時間配分をするのか、日頃の準備である程度決めておきます。
そして、分野によっては頻出項目があるので、それに関しては解法をマスターすることです。そうすることで、時間の短縮に大きくつながります。
その他に、自分だけじゃなく友人と競争しながら勉強するのもいい対策となるでしょう。
勉強を頑張っていても、モチベーションが下がることはありますし、そんな時に仲間でもありライバルでもある友人がいることで、お互い刺激し合えます。
また、自分ではわからなかった解法を知っていることもあるので、お互い助け合いましょう。
問題数が多く時間内に解くことが重要なSPI。
日頃の対策から、どのように時間配分をするのか意識しながら準備していきましょう。
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