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お子さまが大学生になってから、その大学を訪れたことはありますか?
おそらく、多くのご家庭で大学の入学式以降行っていない、又は一度も行ったことはないかもしれません。
高校までと異なり、そう大学に行くことはないかもしれませんが、実はメリットがあります。
大学とはいっても、どこの大学かによって親御さんの行きやすさは異なります。
同じ街の大学であれば行きやすいですが、別の都道府県など、学生によってはひとり暮らしをしている人も少なくありません。
そうなれば、入学式でさえ行けなかったかもしれません。
また、親が大学に行く機会はそう多くないので、「大学に行く」ということさえ考えたことがなかったかもしれません。
順番に解説します。
子どもの通っている大学はもちろん知っています。
何学部があり、何学部が有名なのか、大学の特徴など、ある程度は把握していると思いますが、実際に訪れてみることで大学の施設や雰囲気、職員の方の様子などを見られます。
そうすることで、どんなところで普段勉強をしているのか、勉強できる環境は整っているのかなどがわかり安心につながります。
大学のキャンパスや周辺の様子も同じで周りの治安を含め把握できるのは、特に女子学生を持つ親御さんにとっては大切でしょう。
また、学生の雰囲気などもわかります。
大学はサークル含め、友人という存在が大切になります。
その大学にいる学生を見ることで、ある程度、どのような人と仲良くしているのか、またマナーや礼儀はどうかなどもわかります。
道端で広がって歩いていないか、うるさくないか、電車でのマナーはどうかなど、学生というよりも「人」としてしっかりしているかがわかり、親としてはそのような場所に子どもを通わせたいと思うものです。
もちろん、大学にはいろんな学部がありいろんなタイプの学生がいます。
同じ大学でも雰囲気が大きく異なることがありますし、1人のマナーの悪い学生を見て一般化するのもよくありません。
ただ、少なからず参考にはなるでしょう。
これはどういうことかというと、子どもと一緒に大学に行きいろいろ案内などをしてもらう際、キャンパスのことや大学のことを詳しく把握していないのであれば、あまり大学に行っていないのかもしれません。
逆に、何でも答えられるようで、いろいろ紹介してくれるのならしっかり勉強に取り組んでいる可能性があります。
これも子どもの性格や考え方がありますので、当然、全てのケースでそれに該当するわけではありませんが参考にはなるでしょう。
子どもが大学生になると、そんなに多くの時間を一緒には過ごせません。
でも、大学を訪れることで時間ができ、会話を楽しんだり、最近の近況なども伺えます。
何歳になっても子どもは子どもですので、貴重な時間でしょう。
今日は、大学生の子どもを持つ親御さんに向けて、大学を訪れるメリットについて解説しました。
頻繁に行くのではなく、年に1回でもいいので訪れてみることで子どものことがよくわかります。
もし時間を作られそうであれば、ぜひ一度お子さまに相談してみてください。
年頃ですので恥ずかしい思いを見せるかもしれませんが、内心はやはり嬉しいものでしょう。
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