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2022年3月現在、未だ猛威を奮い続ける新型コロナウイルス。
中学校や高校で修学旅行など一大イベントが延期や中止になるなど大学生を含め子どもにとっては非常に辛く難しい時期でもあります。
「大人ならまだしも子どものメンタルが心配…」
そう思われる保護者の方も少なくないでしょう。
いつまで続くかわからないコロナ状況の中、大学生の子どもをどのようにサポートしていけばいいのでしょうか。
今日は、特にメンタル面での子どもとの接し方について解説しようと思います。
新型コロナの影響が出てから早いことに2年が経過しました。
今も感染者数が多く出ており油断を許せない状態ですが、それと同様に心配なのが子どもの健康状態です。
大学生の子どもは年齢的にはもう子どもではありませんが、このコロナ禍は学生の人にとっては辛い時期でもあります。
コロナ前のように大学に行けず授業もオンラインがあり、友達とも思うように遊べないかもしれません。
コロナにかかる心配も当然ありますが、それと同じように懸念されるのが彼らのメンタルヘルスです。
2020年などコロナの感染が始まった時から授業はオンラインになり、人とも会えない時期が続きました。
その後、オンラインは部分的(又は全面的)に撤回されるなど改善の兆しを見せていますが、これまでの通常の大学生活に完全に戻ったというわけではありません。
実際、大学生の中には不安感や鬱気味、疎外感、孤独感などを感じる人がおり、期待と夢を持って入学した大学生活に満足していないということがあります。
「何のために大学にいるのか」「目的を失った」など新型コロナの影響によるメンタルヘルスの変化は大きいです。
コロナ禍における大学生のメンタルヘルスを調べた岐阜大学の調査によると、特に新入生のストレス状況は2021年に感染拡大前(2019年)の水準に戻ったということがわかっており、大きく改善されていることは確かなようです。
ただもちろん、学生の中にはまだ問題を抱えていたりどうしたらいいかわからない人もいるので、親の立場としては子どもに寄り添いサポートしていく必要があるでしょう。
今後、新型コロナの影響も子どものメンタルヘルスも改善の方向に向かっていくことが望ましいですが、親として大切なのは子どもの小さな変化を見逃さないことです。
例えば、鬱などはある日急に深刻化するというよりは日頃の小さな体の変化などが積み重なり徐々に悪化していくことが多いので、最も身近にいる親だからこそ、その変化にしっかり気づいてあげたいものです。
例えば、
食欲がない
寝付きが悪い
朝起きられない
気分が暗い
疲労を感じやすい
集中できない
など普段なら感じないような症状が出ていたら、それは何かのサインです。
症状が大きくなる前に病院に行ったり、生活習慣を変えたり、子どもの話し相手になってあげたりとできるだけのサポートを行いたいものです。
特に友達などと会う機会が減る大学生にとって話す相手がいないのは辛く、悩みや不調があっても発散できないという欠点があります。
子どもが一人暮らしをしているのなら今の時代はLINEもありますし、いつでも話し相手になられます。
もしどうしたらいいかわからない場合は、大学に心理カウンセラーなどのサポート設備もあると思うのでぜひ一度調べてみてください。
一番近くにいて、子どものことをよく知っている親だからこそ、子どものちょっとした変化に気づいてあげたいものです。
まだしばらく新型コロナの影響は続くかもしれませんが、力を合わせて乗り越えていきましょう。
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