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ただでさえ難しい大学のレポート作成。それが英語となれば尚更ハードルが高くなります。
今回は、外国語専攻の学生や留学希望者などが知っておきたい英語レポートの書き方のコツについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
大学生になると避けては通られないレポート作成ですが、日本語でさえ難しいのに英語で書くのは無理!と思う人もいるかもしれません。
法学部や経済学部など普通の大学生なら普段英語のレポートを書くことはあまりないかもしれませんが、外国語大学や学部、留学希望者は英語でのレポート作成を求められることがあります。
確かに外国語でレポートを書くのは難しいですが、英語レポートには英語レポートの書き方とコツがあり基本的なことを抑えて練習すればそこまでハードルは高くありません。
特に、留学希望者は現地に行く前にある程度英語のレポートの書き方を学んでおくといいでしょう。
英語のレポート、つまり学術的な文章の書き方は日本語のレポートにも役に立つ部分があるのでぜひ参考にしてください。
基本構成は日本語のレポートと原則変わりません。
まずは、導入部分(Introduction)にレポートで取り扱う内容とリサーチ方法を簡単にまとめます。
ここは全体の約1割程度です。
レポート作成で一番大切な本論(Body)は全体の約8割を占めます。
導入で述べたことに説明・詳細を加えてさらに深掘りしていきます。レポートは主張したい内容とそれを説明する根拠によって構成されるので、この部分で詳しく証拠を立てて説明します。
結論(Conclusion)は、本論を振り返りレポート全体のまとめ的部分になります。
ここも導入部分と同じ約1割の分量で書きます。結論の注意としてここはあくまでも総括なので新しいアイディアや情報を盛り込んではいけません。
知らないとやりがちな間違えなど初心者に多いことです。
日本語のレポートでも日常会話で使うような単語は基本的には使ってはいけませんが、英語レポートにもルールがあります。
例えば、have、make、get、put、takeなど意味の広い基本動詞はレポートや論文では別の単語に置き換える必要があります。
あと、have to~(~しなければいけない)はmust、but(しかし)はhoweverなどレポートに合った英語表現も覚えておきます。
レポートでは主観的ではなく客観的に述べなければいけません。これは日本語のレポートでも同じです。
そのため、一人称の「I」は主観的な意味合いになるので主語には置かず、無生物主語や「We」など客観性を含む表現を使います。
これは知らないとやりがちなことなのでしっかり覚えておきましょう。
日常会話などでよく使う「don’t」や「can’t」など短縮系はレポートでは使いません。
don’t→do not、can’t→cannotにします。
英語レポートのタイトルでは冠詞、接続詞、前置詞を除いて全て頭文字を大文字にします。
タイトルはできるだけ短く簡潔に、長くなる場合はコロンを使ってサブタイトルにしましょう。
あとタイトルは中央揃えにします。
例:Efficiency and Equity in Public Research: Rice Breeding in Japan’s Economic Development
英語レポートのフォントは、斜体や太字にしても見やすい「Times New Roman」が理想的です。
フォントサイズは12ポイントです。また、引用、注釈、参考文献を含め全ての行はダブルスペースにしてください。
いかがでしたか?今日は、大学の英語レポートの基本的な書き方についてでした。
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