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大学生の子どもがいる家庭では、普段どのようにコミュニケーションを図っているでしょうか?
昔から仲が良く、毎日のように会話をする家庭がある一方で、ほとんど会話をしなく、したとしても険悪なムードになってしまうところもあるかもしれません。
今日は、大学生の子どもを持つ保護者の方に向けて、コミュニケーションに関する内容です。
いくら大学生という年齢でもやはり親子の関わりは欠かせません。
大学生というのは、いわば思春期でもあり、難しい年頃です。
中学や高校までと比べると精神的には落ち着いてくるものの、やはり個人差があり、性別による違いや家庭環境なども影響するでしょう。
実家暮らしの学生にとっては特に、多くの時間を家族と過ごしますので、そこでどのように過ごすか、コミュニケーションを図れるかは課題の1つ。
男子学生の場合は、あまり会話をできず、ご飯を作って、大学に行って、寝ての繰り返しのことは少なくないです。
でも、親の立場として気になるのはやはり学習面です。
高い学費を払っており、しっかり勉強をしているのか、留年はしないか、就職先はどうかなど、聞きたいことは山ほどあります。
でも、聞くと変な空気になってしまい、余計に口を聞いてくれないということもあると思います。
ポイントを順番に解説します。
これを思春期と呼ぶかは定かではありませんが、勉強のことを聞いて嫌な感情を持つことは、もしかしたら子どもの成長過程の一環かもしれません。
放っといてくれ、自立している最中かもしれませんので、ある意味、仕方がない反応と捉えます。
親としては悲しいけれど、特に今できることはない、信じて見守ることが必要かもしれません。
もし、あなたがしっかり家事をしているのに、他の人から「ちゃんと家事をしているのか」、「もっと頑張らないと」といわれるとどうでしょう。
これらは、「していないだろう」という前提の元の聞き方ですし、相手を思いやった言い方ではありません。
大学生の子ども自身も、彼らからするとしっかり勉強をしているし、するのは学生の身分として当たり前と考えている場合は、質問によっては嫌な気持ちになるでしょう。
もし勉強のことを聞きたいのなら、頭ごなしに、「勉強しなさい」ではなく、「大変だけどね、…」など、もっと共感を伝えられるような言い方で始めるといいです。
これも相手の気持ちなってみるとわかりますが、例えば、忙しい授業の後、アルバイトの後などは基本的に、心身ともに疲れています。
人間、疲れたり、お腹が空く時もそうですが、そこでは余裕が出ません。
また、試験前やレポート提出の前も多くの学生は時間に追われていますので、精神的余裕は少ないはずです。
そこで聞いても、「わかっているわ」と反発の姿勢を取られるかもしれません。
大学のスケジュールなどは大体わかしますし、子どもの様子を見てタイミングを計らって聞くようにします。
悩みや不安が大きくなりすぎると、誰でもイライラします。
仕事で切羽詰まっているとちょっとした他人の言動に苛つきを感じますが、それと似ています。
もし子どもが勉強に関して悩みなどを持っていると、「もう聞かないでくれ」と反抗心を持つかもしれません。
「自分で精一杯悩んで考えているんだ」、この気持ちはよくわかります。
そのため、親の立場としては、それが大きくなりすぎる前から小さなサインを見逃さないようにすることです。
そのためにも、日頃からコミュニケーションを図っておき、悩みや不調のサインにいち早く気づいてあげます。
今日は、大学生の子どもに勉強のことを聞くと喧嘩になってしまう場合の対処法について解説しました。
難しいのはわかりますが、家族としてはぜひ解決していきたい問題です。
では、次回も大学生の子どもを持つ保護者の方に向けて有益な情報を発信しますので、楽しみにしておいてください。
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