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大学化学の定期テストで苦戦する理由と対処法

 

「大学の化学は難しい…」、そんなイメージを持ってる学生も多いかもしれません。

 

大学化学は確かに学ぶ分野が非常に幅広く、実験時間も長いです。

 

そこで今日は、大学化学の定期テストの難易度が高い理由とその対処法についてご紹介します。

 

目次

【大学化学の定期テストが難しい理由】

大学進学と同時に化学科を選択する学生は、その分野に興味がある場合が多いはずです。

 

大学化学では有機化学・物理化学・分析化学・化学工学・高分子科学・生命化学・応用化学などがあり非常に幅広い分野を学びます。

 

また大学1、2年生でこれら全てを一通り学習するため難しいと感じるでしょう。その理由は大学3、4年生で基礎を踏まえた上で専門的な分野に進むため、全ての分野に触れる必要があるという考えがあるからです。

 

さらに、大学化学では「化学を基礎からやり直す」という傾向にあり、実験の時間を十分に確保し研究室に配属するという特徴もあります。

 

大学の化学系学科では、企業や研究所に就職した際に役に立つ化学の知識を持った人材を育てるということを目的にしており、つまり大学化学では学ぶ必要のある分野が幅広く、自身が興味のある分野以外も学習しなければいけないため定期テストの難易度が高いと感じる学生が多いといえるでしょう。

 

【大学化学の定期テストをクリアする対処法】

 

 

ここからは、大学化学の定期テストをクリアするための対処法について解説します。

 

定期テストで苦戦している学生はぜひ参考にしてください。

 

≪理解を深める≫

 

大学化学では、分野が広すぎて全てを暗記することは難しい上に暗記だけでは不十分な場合が多いです。

 

原理・原則を暗記した上で、それを応用させる必要があります。

 

大学生の勉強には、インプットだけでなく知識や情報をもとに論理的な考えを打ち出すアウトプットを意識しなければ応用力をつけることはできません。

 

要するに、大学における勉強の主な目的はこの論理的思考を鍛えることにあるのです。

 

学習内容を積極的にアウトプットすれば、理解度が深まり記憶が定着しやすくなるという効果が期待できるので、定期テスト対策を行う際は、まずは授業プリントを読みわからないところは教科書を使い理解しましょう。

 

その後、過去問などを使って実践力を身につけるといいでしょう。そしてより理解を深めるためには基礎を徹底する必要があります。

 

≪基礎を徹底する≫

 

上記で述べたように、大学化学では基礎の基礎から学び直します。

 

特に、基礎化学を学ぶ大学1年生の内容はとても大切であり、ここが大学化学の基礎的な内容になります。

 

そのため、大学2年生以降に学ぶ内容は1年生で学ぶ基礎が大きく関係しており、2年生以降の授業が難しいと感じる場合は、1年生の内容を十分に復習する必要があるといえます。

 

また、2年生以降の授業内容は1年生で勉強した内容を紐づけることで、より深い理解につながります。

 

定期テスト対策においては、基本問題を完璧にすることが高得点を取るための秘訣です。

 

例えば、学校で指定されている問題集などは基本的な問題から難しい問題まで幅広いレベルの問題が載っているので、理解を深め基礎を徹底するのに活用できますが、問題集などを解く際に気を付けてほしいポイントは、最初から難しい問題に取り組まないことです。

 

公式などの基礎を覚えていない状態では応用問題はできないので、まずは基本問題を完璧にできるようにしましょう。

 

【まとめ】

いかがでしたか?今日は、大学化学の定期テストで苦戦する理由と対処法についてでした。

 

大学化学は範囲が広く、暗記から物理系の分野まで全ての範囲を網羅しており、大学化学の定期テストをクリアするには理解を深めて基礎を徹底することが何よりも大切になります。

 

では本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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