猫の手ゼミナール執筆の書籍が出版されました! 詳細はこちら

日常の積み重ねが大切!無理なくできる勉強法〜その2

 

昨日に引き続き、後期の授業スタートに向けて、無理なくできる効率的な勉強法をご紹介します。

 

どれもすぐに始められるものなので、ぜひ試してみてください。

 

目次

青ペン書き殴り法

 

東大や京大、ハーバード大などの名門大学合格者が使っていたことから「青ペンで勉強すると合格する」という噂があるのをご存知でしょうか。

 

これだけ聞くと都市伝説のようですが、実はこれ、現役東大生も活用している「青ペン書き殴り法」というれっきとした勉強法なのです。

 

ノートに青いペンで書いて書いて書きまくる、という実にシンプルなこの方法。

 

実は人間の脳は青い色を見ると、「幸せホルモン」と言われている「セロトニン」を分泌します。

 

つまり、青い色はストレスを軽減したり、ポジティブな思考になるという効果があるのです。

 

そして、ボールペンは間違えても消すことができません。

 

これは、単に書くだけでなく「間違えた」という体験が加わることで「エピソード記憶」となって脳に保存される効果が期待できます。

 

この勉強法で重要なのは、青ペンの種類。

 

必ず、インクの中身が見える「スケルトンタイプ」で、インクの減りが早い「ゲルインキ」のものを使うようにしましょう。

 

「ペンを1本使い切った」「今日はこれだけインクを使った」という達成感が自信に繋がり、もっと頑張ろうというやる気を起こさせます。

 

ノートはどんなものでも構いませんが、書き殴るに当たってあまり小さいノートだと書きにくいので、できれば大判の持ち運びが簡単なものを選びましょう。

 

とにかくこの勉強法は、「どれだけやったか」という達成感を実感することが重要。

 

書いたノートは復習には使えませんが、「自分はこれだけ頑張ったんだ」という達成感を目に見える形で残すためのものだと割り切って使ってください。

 

録音勉強法

 

通学時間や授業の合間のちょっとした「スキマ時間」にオススメなのが、録音勉強法です。

 

今は特にボイスレコーダーを買わなくても、スマホに録音アプリが付いていますから、これを活用します。

 

やり方はいたって簡単。

 

1.朝、教科書の1ページ分を読み上げて録音する

 

2.通学の電車内でそれをイヤフォン(もしくはヘッドフォン)で聴く

 

これだけです。

 

この際大切なのは、録音時間があまり長くならないようにすること。

 

なぜなら、人間は一度にそれほど長い内容を覚えることができないからです。

 

なので1.では、だいたい5分ぐらい=教科書の1ページ分としました。

 

通学時間が仮に1時間だとしたら12回同じ内容を聴くことになりますから、特にノートや鉛筆などの道具がなくてもいやでも覚えてしまいます。

 

また、スキマ時間を利用するので、自宅で暗記に当てていた時間を別の勉強に当てることができるというメリットもあります。

 

 

時間別勉強法

 

人間の脳は記憶に関して、1)情報を保存する「記銘」、2)保存された情報を忘れないようにする「保持」、3)保存された情報から必要なものを思い出す「想起」、という3つの機能を持っています。

 

2)の「保持」は脳が勝手にやってくれるので自分でできることはあまりありませんが、1)の情報の「記銘」=インプットと、3)の情報の「想起」=アウトプットは、やり方次第でグンと効率が違ってきます。

 

そこでオススメなので、「夜インプット」「朝アウトプット」する、という方法です。

 

1日の疲れが溜まっている夜には、ものを覚えるには向きません。

 

また記憶は睡眠中に整理されるので、寝る前に情報をインプットしてそのまま眠ってしまえば、あとは脳が勝手に記憶を定着させてくれます。

 

逆に朝は、体に疲労が蓄積していないため脳にエネルギーを充分送ることができます。

 

また時間的制約もあるので、余計なことに目を向ける暇がなく、情報をアウトプットするのに向いています。

 

自分が今やろうとしているのはインプットなのか、アウトプットなのかを区別して、朝と夜に振り分けて効率的に勉強しましょう。

 

まとめ

 

2回に分けて、無理なくできる効率的な勉強法をご紹介してきました。

 

このほかにも、色々な方法がありますが、ぜひ自分に合った方法を見つけ、また自分なりにカスタマイズするなどして勉強習慣を身につけ、成績アップに繋げてみてください。

\無料相談実施中! /

お探しの記事を検索する

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次