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失敗しないゼミ選び

 

どんなゼミを選ぶかによって、今後の大学生活における意欲や学習の成果は大きく変わってきます。

 

ゼミ選びで失敗しないポイントはいくつかありますが、まずはそのゼミの研究テーマを知ること、そして、そのテーマが自分に合っているかどうかを確認することが大切です。

 

目次

研究テーマをよく知る

 

あまりよく調べずに適当にゼミを選んだ結果、研究テーマが自分に合わないものだったら、途中で後悔してしまい、その後の研究意欲が損なわれかねませんから、まずはここをしっかりと調べましょう。

 

より具体的にいえば、自分がこれまでに興味を持っていたテーマかどうか、あるいは、そのテーマを知って興味がわいたかどうか、そのどちらかに当てはまっていればよいでしょう。

 

いずれにも当てはまらなければ、そのゼミを選ぶのは避けた方が無難です。

 

自分がもともと興味があったテーマなら最適ですが、少しでも興味がわいてもっと知りたいと感じたなら、そのゼミで研究を楽しく続けられる可能性があるでしょう。

 

人間関係も重要

 

複数人で同じ研究テーマに取り組むゼミでは、人間関係も重要です。

 

他のメンバーのテーマに対する興味が薄かったり、協力し合う雰囲気がなければ、ゼミで過ごす時間は辛いものとなってしまいます。

 

逆に、研究熱心なメンバーが多くいたり、先輩後輩の関係が良好なゼミなら、良い環境の中で研究に取り組むことができます。

 

ゼミ内での人間関係は、研究テーマに対する興味の大きさと同じくらい、とても大切なポイントなのです。

 

また、ゼミのメンバーだけでなく、教授や技術指導員といった人たちとの関係も重要です。

 

いざこざやわだかまりがあると、後々居心地が悪くなってしまうので、上手くやっていけるか早い段階で見極めることが求められます。

 

ゼミで孤立してしまえば、研究に行き詰まって完遂できなくなる恐れが出てきますから、仲間はずれになってしまうのは何としても避けたいところです。

 

教授とゼミの方向性

 

教授の指導方法が納得できるもので、自身が学びたい方向と一致しているかも確認しておきましょう。

 

研究テーマは合致していても、教授が期待する方向とは違う方に興味が向いているようだと、研究が進むにつれて気持ちにズレが生じ、ひいてはゼミ選びに失敗したという思いに陥りがちです。

 

教授はゼミのトップで影響力が大きいわけですから、教授がどういった方向に研究を導いていこうと考えているのかは知っておいて損はありません。

 

また、ゼミの研究方針もチェックが欠かせないポイントで、教授の指導方法と併せてよく検討しておきましょう。

 

 

まとめ

 

こうしたことに加えて、ゼミ選びにおいて最終的に大切にするべきなのは、自分自身の「気持ち」です。

 

興味が持てない研究テーマ、問題のある人間関係、教授の指導方法やゼミの方向性とのズレなどに気がついたあとでもそのゼミにいようとすると、自分の気持ちを偽って無理をすることになります。

 

「我慢をすれば乗り越えられるはずだから」という考えは危険です。

 

どうしても耐えられず最終的にはそのゼミを去る、ということになれば、これは大学生活において大きなハンデになります。

 

ですから、自分自身の「このゼミでやっていけるか」「このゼミで学びたいか」という気持ちをまずは大事にしてあげてください。

 

その上で、研究テーマ、ゼミの人間関係、教授の指導の仕方やゼミの雰囲気といったいくつかのポイントについて、よく調べ、検討するようにしましょう。

 

自分の気持ちを無視したゼミ選びは、結局は自分自身に跳ね返ってきてしまいますから、いつでも「大切なのは自分の気持ちだ」ということを頭に置いて、ゼミ選びに臨んでください。

 

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