大学の数学はなぜ難しいか

2018年12月19日

 

理系でも苦手な数学

 

高校時代に抜群の数学の成績をおさめて、無事に難関大学に入学した人の中でも、入学後に数学の授業についていけないという事態に直面することがあります。

 

それまでは最も得意としており、理系でも苦手な数学があるということを想像できなかった優秀な生徒が、大学で大きく苦労することは実はそれほど珍しいことではありません。

 

入学後の成績が、その後の進路に大きな影響を及ぼしてしまうこともあるので、数学克服法をしっかりと確認しておき、授業についていくことを目標として悩みを解決していきましょう。

 

数学が苦手な理由

 

なぜ大学の数学が難しく感じられるのか、その理由はいくつかのポイントに分けて考えることができます。

 

ひとつは、高校での数学と比較すると単純に難易度が大幅に上昇するということが挙げられます。

 

大学の入学試験に向けて学習を重ねてきた人であれば経験があると思いますが、基本的に大学入試までの数学は基礎的な知識とある程度の計算力、そして類似問題を解く経験を重ねることで安定的に高得点を得ることが可能となるものでした。

 

パターン化されている部分も多く、数値を入れ替えただけの問題であったり、過去の入試問題の類似性があったりということで、数学に強いという自負のある学生であれば解答にたどり着くことが出来るのです。

 

しかし、大学数学に関してはそのような高校までの常識が通用しなくなります。

 

かなり高度で専門的な内容を、決して十分とは言えない解説で解き進めなければならなくなる場面や、解説そのものの言い回しが難解であったり、説明そのものを理解することができないという状況にしばしば直面するようになるものです。

 

毎日の授業で積み残してしまった問題を自分で継続して解いていこうとしても、どこの部分の知識が不足しているのかまですら到達できないという事態に直面してしまうことも多く、まさに手も足も出ないというこれまでに経験したことのない状況を体験する事となりがちです。

 

教員の違い

 

また、大学教授は高校や予備校の教員とは異なり、研究者であることも大きな違いとなります。

 

問題の解き方やテクニックを教えるという技量に長けているのが高校までの教員であるとすれば、大学教授は「教えること」に関してのノウハウは持ち合わせていないことも少なくありません。

 

既に相応の専門知識と多くの概念を持ち合わせていることを前提として授業が展開されますので、わからない部分がある学生や、進度についていくことが困難な学生がいた場合であっても適切なサポートがなされていかないという例もあります。

 

これは、入学試験を突破することが最大の目的となっている高校数学との大きな違いで、試験で高得点を獲得することを得意としていた学生が、大学に入学後に数学が苦手になってしまう理由の大きな部分を占めています。

 

 

学習量の違い

 

さらに、大学で数学を履修するということは、それまでの入試数学とは比較にならないほど多くの学習量を積み重ねていかなければならないということも挙げられます。

 

入試突破のために数学を徹底的に学習したという人でも、その他の受験科目に少なからず時間を割かなければならなかったことでしょう。

 

110時間の受験勉強で数学に割り当てたのが5時間という生徒が、大学に入学した後はほぼ1日中数学の勉強に時間を費やさなければならないというケースも少なくありません。

 

その時間は10時間以上にも及ぶことも珍しくはないといわれています。

 

単純比較でも2倍以上もの時間を、極めて難解な数学に費やすことが必要となります。

 

上記の内容を簡単にまとめると、大学の授業についていくことを困難に感じている学生のみなさんは、重点を絞り込んで学習をサポートしてくれる学習塾のような施設を利用してみてはいかがでしょうか。

 

スムーズに大学生活に移行するためにも、適切な学習塾を選ぶことがおすすめです。