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語彙力を高めるための3つの習慣

 

目次

語彙力低下の現状

 

近年、日本人の若者の語彙力低下が叫ばれています。

 

確かに、「やばい」「うざい」「超」などのわかりやすい一言で会話を済ませることが多くなっているような気はしますが、実際に語彙力は低下しているのでしょうか。

 

大学生対象ではありませんが、こんな統計があります。

 

OECD加盟国を中心に行われている「国際学習到達度調査(PISA)」の2015年の結果で、日本は「読解力」の平均点が前回より22点も下がり、全調査対象国中8位と順位も前回の4位から後退。

 

これについて専門家は、「読解力の基礎となる語彙力が低下している」ことを原因のひとつとして指摘しています。

 

国立教育政策研究所も「読解力向上に向けて、それを支える語彙力を強化していくこと」を目標に掲げました。

 

なぜ語彙力が重要か

 

仲間内でだけ話しているのであれば、語彙力が足りないことはそれほど問題にはならないかもしれません。

 

それでも、自分が考えていることがうまく伝わらなければ、相手から誤解されたり、場合によっては「言葉遣いの悪い人」というレッテルを貼られてしまう危険性もあります。

 

また社会に出れば、語彙力がないことはビジネスパーソンとしてのスキルの問題に直結してきます。

 

会議などで適切な言葉遣いで自分の意見が言えなければ、せっかく素晴らしいアイデアを持っていてもそれが埋もれてしまうかもしれません。

 

また、正しい言葉づかいができなかったために上司から「礼儀を失している」という評価を与えられることも。

 

「語彙力が乏しいと生涯年収に影響を与える」という説もあるほどです。

 

就職活動においても、どんな言葉遣いをするのか、コミュニケーション能力はあるのか、といったことは非常に重要なポイントであることを考えれば、語彙力の重要性がおわかりいただけるのではないでしょうか。

 

語彙力を高めるために

 

とはいえ、語彙力は一朝一夕に身につくものではありません。

 

人が持っている語彙には「認知語彙」(文章で見た時に意味がわかる語彙)と「使用語彙」(実際に日常的に使っている語彙)があって、「認知語彙」は「使用語彙」の3〜5倍ほどあるといわれています。

 

つまり、「使用語彙」を増やすためには、まずは「認知語彙」を増やす必要があるのです。

 

では、語彙力を増やすためには、具体的にどんなことをすればいいのでしょうか。

 

そのために生活に取り入れてほしい3つの習慣を紹介します。

 

1.読書

 

認知語彙を増やすために有効なのが読書です。

 

ジャンルは問いません。

 

小説、ビジネス書、新書、なんでも構いませんから、自分が興味を持った本を読む習慣を生活の中に取り入れましょう。

 

本を読むことで、今まで知らなかった言い回しを発見したり、間違えて使っていた言葉の意味を理解し直したりすることができます。

 

それによって、語彙力は格段に上がっていくでしょう。

 

2.言葉を言い換える

 

自分が使っている言葉を別の言葉で言い換えることができないか、考えてみましょう。

 

例えば、昨日観た映画がとても「面白かった」と言う場合、その「面白い」という言葉を別の言葉で言い換えられないかを考えるのです。

 

観ていて「ワクワク、ドキドキした」とか、登場人物に「興味をそそられた」とか、「面白い」ということの中身によって違う言葉を使わなければならないことがわかるはずです。

 

また、言い換える言葉が見つからない時には、類語辞典などを使うのも効果的。

 

言葉から言葉への架け橋を作ることで、誤解を生みにくい、より細かいニュアンスの伝わる表現を身につけるようにしましょう。

 

3.好きな文章を書き写す

 

漢字を覚える時に、とにかくノートに何回も何回も書いて覚えた、という人は多いのではないでしょうか。

 

手を動かすことで言葉を定着させる、というのは基本的な方法です。

 

最近読んだ本の中で気に入ったフレーズ、新聞記事の中の気になるニュース、斬新な広告のコピーなど、自分で「おっ」と思った文章をノートに書き写すことで、「使える語彙」を増やしていきます。

 

まとめ

 

自分の考えていることを的確に表現したり、ある状況を相手に誤解なく伝えることができるようになれば、あなた自身の評価も高まります。

 

そのためには、ただ言葉を詰め込むだけでなく、場面に応じて使い分けられる「生きた言葉」を身につけることが大切。

 

語彙力を磨いて、「生きた言葉」を使える魅力的な大人を目指してください。

 

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