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ロジカルシンキングは、日本語で言えば「論理的思考」つまり物事を整理、分析して結論を導き出す思考方法です。
ロジカルシンキングを身につけることで、議論をするときに論点はなにか、どうすれば答えを導き出せるのかということを論理的に導き出すことが出来ます。
ロジカルシンキングが大切な理由はいくつかあり、相手に何をいいたのか的確に伝えることができること、どうでもいい話で時間を浪費しないこと、情報の真偽を見極めることができることなどがあります。
よく話が下手なことで悩む人がいますが、そういう人にありがちなのは結論が何かわからないし、いつまで経ってもそこに触れようとしないことです。
ロジカルシンキングは話の起承転結がわかっており、相手にわかりやすく伝えるために順番を変えて結論からいうことができます。
自分だけがわかっているつもりではなく、相手がどうすれば理解してくれるのかを知る事が大事なのです。
ロジカルシンキングを身につけておくと、就活において自分をアピールするのに大いに役立ちます。
就活では、書類審査に筆記試験、面接と様々な関門があります。
学生であるあなたは、社風や取り扱っている商品について詳しく調べるなどしてどんな会社かを知ることが出来ますが、会社、特に大企業にとってあなたは膨大な数の就職希望者の中のひとりです。
あなたがどういう人間なのか、企業側はエントリーシートに書く自己PRや僅かな時間の面接でしか知ることができません。
その貴重な時間を、何を言いたいのかわからない話で浪費してしまうと、魅力的な人材と認識してもらうことは難しいでしょう。
ロジカルシンキングを身につけておけば、例えば面接の時に何故その会社に入りたいのか、自分は今まで何をしてきたのか、いかに会社に貢献する事ができるのかといったことを簡潔に述べることができます。
特に近年、企業は即戦力になる人材を求める傾向があり、そういった観点からみると、論理的に話ができる人間は、例えば営業や商品開発など今まで全く経験をしていない分野でもすぐに学ぶべきことを吸収して一人前の働きができるだろうと判断することでしょう。
また就活はいかに自分をアピールできるかということが大事ですが、それは同じように就活をしているライバルたちに打ち勝つことでもあります。
よどみなく話をすることで、面接官に良い印象を与えることができるならば、上手く答えられなかった学生よりも有利であることは間違いありません。
もちろん、面接ではマニュアル通りの質問ではなく、全く予想外のことを問われることもあります。
そんなとき、答えを用意していなかったからと狼狽してしまうことなく、質問の内容を的確に理解し、面接官ひいてはその会社が自分からどのような回答を引き出そうとしているのかを予測してその場に適した答え方をすることができます。
ロジカルシンキングは、こうした場面で大きな力を発揮するのです。
このようにロジカルシンキングが大切な理由を挙げてきましたが、その力をどうやって磨くのかということも考えなければいけません。
独学で身につけることができるのか、それともセミナーなどに通うべきなのかということです。
もちろんロジカルシンキングは独学でも鍛えることは出来ます。
書店にいけば、そのための解説書やトレーニング教本などが売っていますから、それらをもとに毎日自習をしていくことが可能です。
一方で、ロジカルシンキングを学べるセミナーなども開かれています。
中には無料のものもありますから、気軽に参加してみるのもいいでしょう。
就活を控えた大学生のために開かれるセミナーであれば、学んだことを具体的に就活で活かす方法を教えてもらうこともできます。
ぜひロジカルシンキングを習得して、就活を勝ち抜く力にしてみてください。
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