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大学生の通学事情

 

目次

平均通学時間

 

大学生の通学時間は一体どれぐらいかかるのでしょうか?

 

まず、交通手段によって発生する時間は大きく異なってきます。

 

電車やバスで通学する学生もいれば、車・自動二輪車(バイク)で通学する学生もいます。

 

また、徒歩で通学したり、自転車で通学する場合もありますので、一概には言えません。

 

実家から通学している学生のうち、実家から学校まで遠い場合はどうしても時間がかかってしまいます。

 

中には、隣の県にとどまらず、県境を2つ3つ越えて通学する人もいます。

 

一方で、実家から出て大学近くのアパートやマンションなどを借りて通学している学生もいます。

 

ですから、通学時間にはかなりの差が出てくると予想することができます。

 

ちなみに、現役の大学生280人程度に大学までにかかる時間を聞いてまとめたアンケートによると、平均の通学時間は52分であることが分かりました。

 

しかし、細かく時間を調べると、最短で1分、最長で180分で、中央値は45分であることが分かっています。

 

平均は約1時間ではありますが、通学時間は本当に幅広く、長い人になると大学で授業を受けている時間と同じぐらいの時間をかけて通学している人もいるということになります。

 

交通手段

 

それから、どんな交通手段で学校まで通っているのか調べてみたところ、バス・電車・自動車・オートバイ・自転車などを多種多様のようです。

 

中でも電車を使って通学する大学生が全体の5割と、半分程度が電車を使用して通学していることが分かっています。

 

ちなみにバスは11%、自動車は7%、オートバイは4%、自転車は17%の割合であることも分かっています。

 

通学に使う交通手段として一番少ないのがオートバイの4%ですが、自動車も7%と少なめです。

 

大学(もしくは大学周辺)の駐車場を確保することがなかなか大変であったり、そもそもまだ免許を取得していないため、電車通学を選択している場合も多いと考えられます。

 

大学によっては「〇〇大学前」という駅やバス停があるところもあるので、大学の規模や立地によるところも大きいといえるかもしれません。

 

 

通学時間の負担

 

ちなみに、自分の通学時間の長さに不満があるどうかについてのアンケートでは、「非常に長い」と感じている人が全体の7%いることが分かっています。

 

また、「かなり長い」と感じている人が19%、「少し長い」と感じている人が28%、「ちょうど良い」と感じている人が41%であることが分かっています。

 

また、「短い」と感じている人は5%程度のようです。

 

全体的には、4人に1人の学生が自分の通学時間を長く感じており、負担に感じています。

 

また、通っている大学や自宅の所在地によっても通学時間や通学時間に感じる負担の度合いが変わってきます。

 

例えば、豪雪地帯に住んでいる学生の中には、夏には自転車で15分程度なのに、冬は雪の影響で徒歩で1時間かけて通学している人もいます。

 

そのため、雪があまり降らない太平洋側の大学に通っている学生と、雪が降ることが多い豪雪地帯の大学に通っている学生とでは、季節によってそれぞれの通学時間に感じる負担の度合いもが変わってきます。

 

また中には実家から他県に所在している大学に通う学生もいます。

 

この場合、通学に片道で3時間もかけて通学している例もあります。

 

そういう学生は、大学の授業が終わると友達とちょっと食事に行ったり遊びに行くこともあまりできないようです。

 

また、公共交通機関を複数回乗り換えて大学に通っているパターンもあります。

 

この場合、1ヶ月にかかる交通費が3万円にもなる場合があるのです。

 

このように、通学時間だけではなく、交通費が大きな負担となっている場合もあるようです。

 

まとめ

 

学生の通学時間は平均1時間ではありますが、自宅と学校の距離はもちろんのこと、

 

大学の立地場所によって天候の影響を受けるところとそうでないところがあったり、交通機関の発達度合いも違うため、通学がどの程度生活に影響するかは人によって異なります。

 

高校まではある程度は自宅から通える距離の学校を選択する人が多いと思います。

 

しかし、大学はより専門的に学ぶ場所であり、大学選択が自分の将来にも大きく影響してくる場合もあるため、大学選択の際に通学時間よりも優先すべき事項は多くあります。

 

大学から一人暮らしを許可されるという人も多くいます。

 

どちらにしても、特に1~2年生のうちは毎日授業があるという学生も少なくないと思われるので、たかが通学、と思わずに、学業や自分の生活に支障のない範囲で通学できるよう考えてみてください。

 

どうしても通学に時間がかかってしまう人は、大学近くで一人暮らしをしたり、なるべく大学に行く日が少なくなるように時間割を組み立てるのも1つの方法です。

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