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大学生になって、高校時代と大きく変わることがあります。
それはレポートの提出を求められることが多くなることです。
高校時代も書いていたから得意だという人もいるかもしれませんが、大学で提出するレポートにおいて求められていることは、データなどの根拠に基づいた、自分の推測や主張が強く伝わる文章力です。
高校時代に提出したレポートよりも更に具体的に、主張を強調するための客観的な根拠が明確に示されているかという点は必ずチェックされることです。
実験レポートはどんなテーマ?と問われたら、それは物理学の講義において講師や教授が再三取り上げたものをテーマにすると、グッと注目度が上がりますし、内容が整っていれば評価がかなり上がります。
講師や教授がなぜそのテーマを挙げてるのか、疑問に思っていることなのはどんなことなのかを思考し、それがレポートを書く上で重要なポイントとなるからです。
講師や教授が挙げた具体的な問題点から自分の推測や考えを交えて主張していくと、普段から講義をしっかりと聴き、よく学んでいる学生であるという高評価にも繋がりやすくなります。
使用している教科書や講師・教授が作成した要点をまとめた書類、自分のとったノートなどをしっかりと確認して臨みましょう。
大学生がレポートを書く上で重要なことは3点あります。
1、主張することを明確に決定し、自分なりの推測・考えを持つこと、
2、主張を裏づけるデータや実験結果などの根拠を挙げること、
3、根拠に基づいた説得力のある文章を構築することです。
物理学において、実験結果やデータの存在は重要で、実験の際のポイントはどのような点かというと、自分の推測をあらかじめ立て、それを裏付けるデータをとることです。
上記の2に相当します。
実験などから主張する事項が決まったら、その考えをまとめるためにも情報を収集しましょう。
ネットにも多くの情報がありますが、中には正確性を欠くものも存在します。
確実な情報源であるか、バックボーンを確かめてから情報として使いましょう。
大学には図書館もあると思いますから、これも大いに活用するといいです。
自分の学部・学科の専門性のあるものはほとんど揃っていると思います。
より詳しい過去のデータ・文献が必要なときは県立・国立図書館にも足を運びましょう。
学生にとっては必要な文献が多数ありますから大いに活用しましょう。
実験やレポートを書く上で参考になりそうな資料を見つけたら、チェックします。
自分の考えや推測に近いもの、あるいは講師や教授が述べていたことに似ているものなどがあるかもしれません。
こういったものが見つかったら大いに参考になり、展開スピードが加速します。
実験を行いデータをとって、自分の推測や考えの根拠になりそうなものが揃ったら、いよいよレポートの文章の作成です。
レポートを書く上でのポイントは?と問われたら、これは3部構成で書くことがスマートで分かりやすく作成できると考えます。
レポートは序文・本文・結論の3部構成でまとめると作成しやすく、また読みやすくなります。
大学1年生は最初はシンプルな構成が好印象を与えると思います。
最初の序文ではまず自分の主張について書きます。
このような推測をし、こう考えたという形式になり、次の本論では、なぜそのように主張するのかをデータや根拠を示しながら書いていきます。
このときは一つ一つ主張と根拠の積み重ねをしていき、破綻がないかを確認します。
最後の結論では、いくつかの主張と根拠から、どのような結論が出たかを書き、序文で一度自分の推測や考えを述べ、その理由をデータや根拠を使って詳細に書き、だからこういうことになりますと結論づけて締めくくります。
レポート作成は、最初は面倒に感じるかも知れませんが、一度経験すると流れが分かりますから次はもっとスムーズに作成できると考えます。
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