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東京大学大学院理学系研究科ってどんなところ?

 

目次

東京大学大学院理学系研究科はどの様な研究科?

 

東京大学大学院理学系研究科は、東京大学に設置される大学院研究科のひとつで、東京大学に設置されている理学部と一体となって運営されている大学院です。

 

物理学専攻と化学専攻、生物科学専攻に加え天文学専攻と地球惑星科学専攻の5専攻をとっています。

 

自然科学を幅広く扱い、最先端の研究を続けています。自然の本質に迫り、人類の知の先端を切り開いている研究科で、ノーベル賞受賞者やフィールズ賞受賞者を輩出していることで有名です。

 

理学の世界にとどまらず、社会で幅広く活躍する基礎力を持つ人材を育成している研究科です。

 

東京大学大学院理学系研究科にはどんな研究室があるの?

 

東京大学大学院理学系研究科には、5つの専攻科がありそれぞれが専門講座を持ってます。

 

講座と呼ばれている研究室に教授や助教などがおり、実験や論文執筆などを行いながら学生の授業や研究の指導、論文指導などを受けることができます。

 

物理学専攻には基礎物性学講座や素粒子物理学講座、量子光学講座など12の研究科で組織されており、天文学専攻には、天文宇宙理学講座や広域理学講座など4つの講座があります。

 

地球惑星科学専攻には大気海洋科学講座や宇宙惑星科学講座、地球惑星システム科学講座など7つの講座が開講されています。

 

化学専攻には物理化学講座や有機化学講座、広域理学講座などの6講座、生物科学専攻には生物化学講座や光計測生命学講座、生物学講座など6つの講座があり、研究室として日々研鑽を重ねています。

 

付属施設の利用

 

また、理学系研究科には付属施設があり付属施設を利用して研究をする場合もあります。

 

小石川植物園や日光植物園、スペクトル化学研究センターなどのほか地殻化学実験施設や天文学教育研究センターなど13の付属施設でも研究が専門的で最先端の研究が行われていおり、学生が利用することもある施設です。

 

 

東京大学大学院理学系研究科はどんな試験科目?

 

東京大学大学院理学系研究科の入学者の選抜は、筆記試験と口述試験、出身学校の学業成績によって行われます。

 

出願者は志望する専攻が指示する試験科目を受験しなければなりません。

 

筆記試験

 

筆記試験は、どの専攻科にも英語がありTOEFLテストが行われます。

 

専門科目は専門的研究を行うにあたって必要な基礎知識や思考力についての試験でそれぞれの専攻科が用意している科目の必修問題は必ず、選択問題は選択をして回答する方式です。

 

口述試験

 

口述試験では志望動機や研究の適性を試問される試験です。

 

大学院入学後にどのような分野に進み、どのような研究を行いたいと希望しているかについての作文がある専攻科もあります。

 

その年の募集要項で試験科目を確認することができ、過去問も公開されています。

 

まとめ

 

東京大学大学院理学系研究科は、理学系の研究を行う大学院です。

 

日本国内の科学研究をけん引しているだけではなく、世界的にも認められる研究を数多く行っており、ノーベル賞やフィールズ賞など名誉な賞を受賞している研究者を出しています。

 

世界的な論文への投稿も多く、厳しい審査を通って発表されている研究がたくさんある大学院です。

 

東京大学大学院理学系研究科では、最先端の研究を行い成果をあげるだけでなく、社会で幅広く活躍する基礎的知識を持った人材を育成することを掲げていることが特徴です。

 

高い志を持ち、研究に対する意欲と社会的な貢献を目標にしている人に志望して欲しい大学です。

 

研究設備が整っており、最先端の研究ができる付属施設も備わっていることに加え、専門的な知見や創造性、指導力がある教授陣もそろっているところが魅力です。

 

研究を通して人間性を高めながら、社会や世界に役立つ研究をしたいという学生が集まってくるので互いに切磋琢磨することもできます。

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