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希望の大学に再チャレンジ!赤本の活用方法②

 

目次

赤本で出題傾向を知ろう

 

赤本は大学入試の過去問題が掲載されており、その大学の試験問題の傾向を知ることが出来ます。

 

大学受験自体が不安だからと言って、なるべく色々な内容を学ぼうとして手当たり次第に問題集を購入してしまう人も珍しくありません。

 

しかし色々な問題集を利用しても、なかなか全ての問題集の問題を解くことが出来ない場合も多々あります。

 

さらにその大学の出題傾向とは全く違う内容の問題となっている可能性も否めません。

 

したがって、まず最初に赤本を利用して、その大学の出題傾向、問題の癖を把握します。

 

答え合わせ時のポイント

 

次に、赤本に掲載されている問題を解き、答え合わせをします。

 

この場合、答え合わせは正解かどうかを見てしまいがちですが、実際には「なぜ不正解になったか」を知ることが重要です。

 

したがって、必ず答えについている解説を読むようにします。

 

そしてなぜ自分が間違えたかを書き、苦手な所を徐々に減らしていきます。

 

また、同じ問題をどうしても何度も間違ってしまうことがあるので、赤本のページや問題の方に印をつけ、以前間違えた問題だと言うことを分かるようにしておきます。

 

間違えた回数を記しておくことも良い方法です。

 

客観的に見てどの問題が苦手かを把握することが、学力アップには必要なことだからです。

 

 

「赤本は最後の仕上げ」ではない

赤本自体は大学受験の時の問題と言うことで、受験勉強の最終段階に利用すると考えている人も少なくありません。

 

確かにその様な使い方をすることも出来ますが、実は、試験範囲全ての勉強を終える前に利用することも出来ます。

 

利用することで、自分の今の状態を知ることが出来るだけでなく、どれ位学力アップが必要なのかということも見えてくるからです。

 

さらに今できる問題も知ることが出来るので、分かっている問題を何度も解かずに済み、勉強の効率化を図ることも出来るのです。

 

一見分からない状態で赤本を利用するのは無謀である・時間の無駄だと考えられがちですが、赤本はその大学に求めている人材がどの様な人かを知る上でも貴重な資料となります。

 

どの様な学力が欲しいのか、どういった思考を必要とするのか等も見えてくるからです。

 

したがって、まずはその分野の勉強が不完全でも、赤本に掲載されている問題を解きます。

 

また、勉強が不完全な分野は不正解になってしまいますが、この際はバツ印をつけるだけでなく、何が答えなのか、さらにどうしてその答えになったのかということも記すとよりベターです。

 

時間配分にも注意しよう

 

さらに問題に慣れてきたら、次は時間を計測して問題を解くようにします。

 

試験当日は1問にかけることが出来る時間は限られており、時間内にどれだけ多くの問題を解き、正解を導くかが重要になってくるのです。

 

したがって、最初は素早く解くことが出来なくても、試験当日が近づく頃には最速で解くことが出来る状態にしておく必要があるのです。

 

一般的に問題集と言うのは何度も解くものではなく、1回だけで終わらせるものと言う人も少なくありません。

 

しかし、赤本は過去問として利用するメリットは十分にあります。

 

赤本用のノートを用意して、そこに問題を解いていき、さらに間違えた箇所についてはなぜ間違えたのかも書くようにすると良いでしょう。

 

そうすることによって、よりその問題に対しての理解を深めることが出来るからです。

 

赤本は志望校の大事な資料

 

赤本自体は単なる過去の問題が記されている問題集と言う位置づけになっていますが、実はその使い方によっては大学受験の傾向と対策を練る上で非常に参考になる資料にもなり得ます。

 

したがって、受験したい大学が既に決まっている場合は、なるべく早い段階で赤本を購入して勉強を開始します。

 

最新版が出た場合は、それも買って利用する方が無難です。

 

昨年度の問題が分かっている場合は別ですが、最新版を利用すれば昨年度の問題の傾向も分かるので、より受験対策を行いやすくなるからです。

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