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皆さん図書室を利用していますか?
本が売れなくなっていると言われる今日この頃。
スマホの普及とともに、どこにいてもSNSや膨大なコンテンツを瞬時に検索出来てしまう今、わざわざ図書館に足を運んでじっくり本に向き合う機会は減ってきているのではないでしょうか。
本好きな方以外は、図書館はなんとなくつまらない、堅苦しいというイメージがあるかもしれません。
しかし大学の図書館は当然ですが皆さん学生のために造られています。
大学に必ずとも言っていいほど併設されている図書館、普段から上手に利用して豊かな時間を過ごしていただきたいです。
大学の図書室の場合、レポートの資料集めや自習室として利用することが多いと思います。
筆者も学生の頃は時間潰しといえば図書室かカフェテリアが多かったです。
最初は資料集めなどの目的がないとなかなか足が向かない方もいると思いますが、一度図書室の空間に慣れてくると、目的がなくてもとりあえず行ってみようという気にってくるから不思議です。
カフェテリアの喧騒もありませんし、基本はみんな一人で静かにそれぞれの作業と向き合っています。
DVDやCDを視聴して時間を潰すのもOK。
何となくスマホを眺めていれば時間はあっという間に過ぎてしまいますが、2時間もあれば映画が1本観れてしまします。
今は当然のように身近にある図書室ですが、これって実は凄く贅沢な環境なんです。
今はネットで気軽に本が買えますし、電子書籍も普及しています。
ピンポイントで確実に気になる本を買うことが出来ます。
でも意外に最初しか読まなかった本、期待していたほど面白くなかった本も多くあると思います。
買った本であれば、読み終えなければ勿体ない、あまり面白くないけれどせっかく買ったのだから最後まで読まなければという気になります。
しかし皆さんも経験があると思いますが、自分に合わなかった本を読み続けるのって苦痛ですよね。
本を買うとなると少し敷居が高くなりますが、図書室は無料でたくさんの本をとりあえず、お試しで読むことができます。
面白くなかった、期待外れだった場合のリスクをとらずに沢山の本を読むことができるの環境なのです。
ですから専攻以外の本や、これまでだったら絶対に手にしなかったジャンルの本にも気軽にチャレンジしていただきたいです。
図書館には、ゆったりとした独特の時間が流れています。
そこかしこに椅子があったり、自習スペースも完備されていて、学習するための環境が整っています。
気を散らす余計なものがないので、否応にも勉強する、もしくは読書することになります。
自宅の自分の部屋は快適かもしれませんが、意外と勉強モードに入るまでに時間がかかったりします。
また好きなものに囲まれた自室では、集中を継続するのが難かしい場合も多いのではないでしょうか。
しかし次の講義まで、もしくはアルバイトまでの数時間というふうに時間が区切られていれば、かなり集中して勉強ができるはずです。
そのための環境が図書館には整っています。
今日は図書室の魅力を考えてみました。
卒業すると図書館はもちろん、書店でゆっくり本棚を見て歩く機会も減ってしまう場合が多いです。
当然ですが、好きなジャンルも作家も最初の出会いがなければ見つかりません。
図書館には卒業後も読み続けたくなる作家や、専門分野以外の本との膨大な出会いの可能性があります。
面白くなかった、興味が湧かなかった、も大切な経験です。
全く手に取ったことがない作家と、自分には合わなかっけど少しだけでも読んだことがある、では大きな違いがありますね。
「なんとなく好き」を見つけられれば、そのなかから生涯読み続ける作家との出会いがあるかもしれません。
大学生活で生まれる時間の余白は上手に図書館で過ごすことをおすすめします。
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