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大学は基本的に、志望学部学科を決めて受験をするわけですが、在学中に学びたいことが変わることは珍しくありません。
実際に、そこで学部学科を変更する学生がいる一方で、他の分野に興味はあるけれどそのままにしている…という学生も少なくないと思います。
今日は、大学の専攻を変更するのはよくあることなのか、またそのメリットとデメリットについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
大学に入れば、同じ学部学科で卒業をするのが当たり前という認識があるかもしれません。
法学部に入学すれば、法学部の学位を取得して社会に出る…、でもそれだけではありません。
大学に入学をしてから学部や学科を変更する人は一定数いますし、大学側も「転部転科」としてそのような制度を設けています。
もし、大学生の子どもが大学の専攻を変更したいといってきたとしても、それは全く変なことではありませんし、心配する必要性はありません。
その理由をしっかり聞いて、一緒に考えていけばいいでしょう。
メリットデメリットをそれぞれご紹介します。
総合的に考えて決めてください。
おそらく多くの学生にとって大学生になるのはこれが最初で最後でしょう。
4年間、興味のないものを学ぶか、興味のあるものを学ぶか、当然、満足度は変わります。
専攻を変更する選択肢がなく、興味のない分野で我慢をしていると、きっと後悔します。
人は好きなものを学ぶと、学習効果も向上します。
今現在、法学部で学んでいるけれど、心理学で学びたいとなれば、2つの学問に触れることになります。
いろんな学問に触れることで視野や考え方がいい意味で変わるでしょう。
いわゆる自己成長であり、これも異なる専攻を学ぶことで新たな知識や能力が身につきますので、人間力の向上につながります。
また挑戦する経験というのも自己成長には大切です。
社会に出ると挑戦ばかりです。
大学の同じ学部学科で4年間過ごすことで、人間関係も濃くなります。
でも、専攻を変更することで一緒に過ごせる時間は少なくなり、関係性が中途半端になることがありますので、学生によってはこれはデメリットに感じるでしょう。
もちろんそこで本当に信頼できる友人がいれば、時間などに関係なくいい友情を築けるでしょう。
専攻を変更すると、基本的には新たな専攻の履修科目が増えますので、卒業までに必要な単位が足りなくなるかもしれません。
つまり、卒業が遅れる可能性があり、その分学費など経済的な負担があります。
専攻を変更すると新たに履修する科目などがあることで、忙しくなる傾向にあります。
学ぶ内容も変更先の専攻によっては、今までと関連がないこともあるでしょうし、いくら興味のある内容とはいっても大変には変わりありません。
ここまで、いわゆる転部転科制度について触れていますが、他の学問を学ぶのは何もそれだけではありません。
学位として取得することは難しいかもしれませんが、今の学部に在籍したままで別の興味のある分野を学ぶことは可能です。
例えば、
・聴講制度
・自学学習
・専門スクール
これらがあり、聴講制度は大学のもので、他の学部の授業を受けられます。
自分で勉強できるのならそれでもいいですし、難しいのなら、いわゆる習い事のような感じで勉強するのもアリでしょう。
今の時代、オンラインでも学習できます。
今日は、大学で専攻を変更することについて解説しました。
それにはメリットデメリットがありますので、お子さまとよく相談して決めるようにしてください。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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