猫の手ゼミナール執筆の書籍が出版されました! 詳細はこちら

大学の専攻を変更するのは普通?メリットとデメリット

大学は基本的に、志望学部学科を決めて受験をするわけですが、在学中に学びたいことが変わることは珍しくありません。

実際に、そこで学部学科を変更する学生がいる一方で、他の分野に興味はあるけれどそのままにしている…という学生も少なくないと思います。

今日は、大学の専攻を変更するのはよくあることなのか、またそのメリットとデメリットについて解説します。

ぜひ参考にしてください。

目次

【大学の専攻を変更するのは何も変なことではない】

大学に入れば、同じ学部学科で卒業をするのが当たり前という認識があるかもしれません。

法学部に入学すれば、法学部の学位を取得して社会に出る…、でもそれだけではありません。

大学に入学をしてから学部や学科を変更する人は一定数いますし、大学側も「転部転科」としてそのような制度を設けています。

もし、大学生の子どもが大学の専攻を変更したいといってきたとしても、それは全く変なことではありませんし、心配する必要性はありません

その理由をしっかり聞いて、一緒に考えていけばいいでしょう。

【大学の専攻を変更するメリットデメリット】

メリットデメリットをそれぞれご紹介します。

総合的に考えて決めてください。

≪メリット:後悔がなくなる≫

おそらく多くの学生にとって大学生になるのはこれが最初で最後でしょう。

4年間、興味のないものを学ぶか、興味のあるものを学ぶか、当然、満足度は変わります。

専攻を変更する選択肢がなく、興味のない分野で我慢をしていると、きっと後悔します。

人は好きなものを学ぶと、学習効果も向上します。

≪メリット:視野が広がる≫

今現在、法学部で学んでいるけれど、心理学で学びたいとなれば、2つの学問に触れることになります。

いろんな学問に触れることで視野や考え方がいい意味で変わるでしょう。

≪メリット:自分を向上させられる≫

いわゆる自己成長であり、これも異なる専攻を学ぶことで新たな知識や能力が身につきますので、人間力の向上につながります。

また挑戦する経験というのも自己成長には大切です。

社会に出ると挑戦ばかりです。

≪デメリット:人間関係≫

大学の同じ学部学科で4年間過ごすことで、人間関係も濃くなります。

でも、専攻を変更することで一緒に過ごせる時間は少なくなり、関係性が中途半端になることがありますので、学生によってはこれはデメリットに感じるでしょう。

もちろんそこで本当に信頼できる友人がいれば、時間などに関係なくいい友情を築けるでしょう。

≪デメリット:卒業が遅れる可能性≫

専攻を変更すると、基本的には新たな専攻の履修科目が増えますので、卒業までに必要な単位が足りなくなるかもしれません。

つまり、卒業が遅れる可能性があり、その分学費など経済的な負担があります。

≪デメリット:多忙になる≫

専攻を変更すると新たに履修する科目などがあることで、忙しくなる傾向にあります。

学ぶ内容も変更先の専攻によっては、今までと関連がないこともあるでしょうし、いくら興味のある内容とはいっても大変には変わりありません。

【大学の専攻を変更する以外の選択肢】

ここまで、いわゆる転部転科制度について触れていますが、他の学問を学ぶのは何もそれだけではありません。

学位として取得することは難しいかもしれませんが、今の学部に在籍したままで別の興味のある分野を学ぶことは可能です

例えば、

・聴講制度
・自学学習
・専門スクール

これらがあり、聴講制度は大学のもので、他の学部の授業を受けられます。

自分で勉強できるのならそれでもいいですし、難しいのなら、いわゆる習い事のような感じで勉強するのもアリでしょう。

今の時代、オンラインでも学習できます。

【まとめ】

今日は、大学で専攻を変更することについて解説しました。

それにはメリットデメリットがありますので、お子さまとよく相談して決めるようにしてください。

では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

\無料相談実施中! /

お探しの記事を検索する

この記事を書いた人

大学生の単位取得をサポートするための個別指導を提供しています。

大学や生徒のレベルに合わせたカスタマイズされた学習プランで、単位取得を効果的にサポートします。

生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。

目次