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通常、多くの大学では入学する前に学部学科や専攻を決めることが多いですが、慶應義塾大学の文学部は異なります。
慶應義塾大学の文学部には17もの専攻があり、学生は在学中にそこから選びます。
今日は、慶應義塾大学の文学部に在籍する1年生を対象に、17の専攻の特徴と後悔しない選び方のポイントについて解説します。
ぜひ最後までお読みください。
慶應義塾大学の文学部は、非常にユニークなカリキュラムを用意しています。
それが学問の自由であり、学生自身が2年次に専攻を選ぶというものです。
まず、文学部の学生は1年次を日吉キャンパスで過ごし、総合的な視点を養います。
基礎的な科目とともに「特論」や「総合教育セミナー」という専攻への橋渡しを行う科目もあります。
専任の教員により少人数で授業を行い、2年生に向けて準備をしていきます。
慶應義塾大学文学部の専攻の特徴について解説します。
英米文学は文学系の専攻で、最も存在感があります。
人数も多く看板専攻のような立ち位置であり、英語が得意な学生が集まります。
社会学と人間科学も人気があります。
文学部だけど文学以外のことをやりたい学生が多く、フィールドワークを通して社会実験や文化人類学、福島被災地に関することなど自由に研究テーマを選べます。
心理学専攻では実験を行うことが多く、心理学でありながらやや理系に近いともいえます。
実験心理学を重視している非常に興味深い専攻ですので、進む価値は十分にあるでしょう。
あまり聞きなれない学問かもしれませんが、図書館情報学の図書館学では、人間の知的行動に伴うデータベース周辺の知識を扱い、情報学はプログラミング周辺のことです。
文系学部でありながらこちらもプログラミングはかなりガッツリで、理系に近い専攻です。
学問として教育学を修めることを目的にしているこちらの専攻には、将来、教員を目指す学生も多くいます。
本来は、教員を養成する場所ではありませんが、実際は、子どもと関わられる職業に興味のある学生がメインです。
哲学が好きな人は一定数おり、ここではドイツ語やフランス語もある程度勉強します。
毎年、一定の人気を誇るようです。
慶應義塾大学は、先の哲学とこの倫理学を分けて専攻にしている珍しい大学です。
倫理学では、社会的責任は何か、道徳とは何かなどを学び、最近では、哲学よりも倫理学専攻の方が人気が高いとか。
日本史、東洋史、西洋史は、その名の通り、歴史に関する専攻です。
単純に歴史が好きで、もっと深く学びたい人たちが集まります。
国文学専攻では、小説や日本文学などを幅広く学びます。
文学部ですので、この専攻に興味を持つ学生は多いです。
2年次には万葉旅行という京都に旅行に行く行事があるようです。
ドイツ、フランス、中国の文学を学びます。
その上で、専攻の言語を抑えることは必須であり、また少人数というのも特徴です。
英米文学とは少し異なるアットホームな雰囲気になります。
考古学や民族を研究する専攻で、外でのフィールドワークや実地調査などがあります。
文学部の中では密かに人気があるといわれています。
文学部の中でユニークな存在として認知されている美学美術史学。
芸術家を育てるよりも芸術という学問を学ぶところです。
ここからは、専攻を選ぶ上でのポイントについて解説します。
まず、興味のあるものを選択肢にすること、でも基本的に専攻の変更はできないので何となくこれ…ではなく深く考えて選ぶことです。
1年生のいろんな授業でも興味をそそられるものがあると思いますので、そこから自身の興味を感じ取るのもいいかもしれません。
そして、志望者の多い専攻では、選考が実施されることがありますので、日頃から授業を真面目に受けてできるだけいい成績を取っておくことが重要です。
また、覚えておいてほしいのは、自分の専攻以外の授業を履修することもできますので、その選択が全てとは考えないようにしてください。
そうなるとなかなか決められなくなります。
他は、実際に専攻を選んだ先輩などにリアルな声を聞くのも有益でしょう。
今日は、慶應義塾大学文学部の専攻に関する内容でした。
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