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大学化学科にいながら化学が嫌い…?
これはもうどうしようもないような気はしますが、大丈夫です。
大学化学科には元々は化学は好きだったけれど、嫌いになりつつあるという人は少なくありません。
今日は、大学化学科で化学が嫌いな場合の対処法について解説します。
ぜひ参考にしてください。
化学に興味があったからこそ大学の化学科を選んだわけですが、学生の中には入学してから気持ちが変わることがあります。
例えば、よくあるのは大学の授業のレベルの高さです。
高校までは化学が好きで理解できていたけれど大学に入るとその専門性の高さからわからなくなるというのはよくある話です。
人間、自分が得意なことは好きになれても苦手なことはなかなか好きになれないもの。
スポーツでも同じで、野球でボールを打てたら楽しいですが、一切バットに当たらなかったら面白くありません。
「周囲の人にすごいね」と褒められたらやる気は出ますが、何もなければつまらなくなります。
他は、化学科は実験が多いためその大変さに苦痛を感じる学生もいます。
特に大学後半の時期になると実験はものすごく増えます。
実験が好きな人もいますが、大体の人はおそらく長時間拘束は嫌です。
学生によって化学が嫌になった理由は様々でしょう。
先に述べた、難易度の問題や授業スタイル、その他、大学生活に関することかもしれません。
いずれにしても学生は、まずなぜ化学が嫌になったのかを分析することです。
これをしないと対処のしようがありません。
ノートやパソコンなどに考えられる理由を書き出してみて、絞っていきます。
いろんな理由がある中で、やはり多いのは化学に対するギャップです。
大学での学びの違いなど様々なことが想像していたものと異なり、つまらなさを感じてしまいます。
大学の理系ではその学問が得意というよりは好きという感情の方が大切です。
もし、化学が嫌いになっているのならそれは化学の本当の楽しさに出会えていないだけかもしれません。
これは結構学生に多い現象で、気づきにくいものでもあります。
ここでいう出会いというのは、「化学は素晴らしい」を教えてくれるものへの出会いです。
それは、書籍かもしれませんし、教授かもしれません。
今の時代は、YouTubeなどでも化学へアクセスできますし、いろんな場所で出会いはあります。
化学はどのように接するかでその魅力や楽しさは変わってきますので、ここを意識してみることです。
もちろん、今教えてもらっている教授や講師の方を否定するつもりはなく、要は相性の話ですので教授Aがいい学生もいますし、教授Bがいい学生もいます。
自分自身での勉強方法やアプローチの変化だけでも化学への見え方が変わってくるかもしれませんので、そちらも意識したいです。
今日は、化学が嫌いな化学科の学生に向けた内容でした。
嫌いを好きに変えることはそう簡単なことではありません。
でも、化学科の学生はそこにいるということは少し前までは化学が好きだったので、今はもしかしたらその感情を見失っているだけかもしれません。
化学の楽しさを再度確認できればあなたの元に帰ってくると思います。
当サイトでも、大学化学科に関する情報を発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしてください。
そこでも何かヒントを得られるかもしれません。
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